HP内の目次へ・検索もできます! 令和3年新春展『裏千家の茶室建築』-重要文化財裏千家住宅及び茶室保存修理工事竣工記念-

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻16261号 2020年12月22日
令和3年新春展
『裏千家の茶室建築』
-重要文化財裏千家住宅及び茶室保存修理工事竣工記念-
PDF令和3年新春展『裏千家の茶室建築』-重要文化財裏千家住宅及び茶室保存修理工事竣工記念-
日時:2021年1月7日(木)~3月31日(水)9:30~16:30 (入館は午16:00まで)
休館日:月曜日(ただし,1月11日は開館),第1・3火曜日
【前期】1月7日(木)~2月14日(日)
【後期】2月17日(水)~3月31日(水)
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により,会期を変更する可能性があります。
入館料 一般700円,大学生400円,中高生300円 小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料
呈茶:前日までの事前予約制
(要別途入館料・平日限定)一般500円,小学生以下300円,学生証提示により300円
※ 1月7日(木)~12日(火)は,混雑が予想されるため休止します。
令和2年夏,今日庵(こんにちあん)や又隠(ゆういん)といった茶室群を含む裏千家住宅(国指定重要文化財)の保存修理工事が竣工しました。約150年ぶりに行われた大規模な修復工事は8年に及びます。裏千家においては,千家3代宗旦が隠居する際,今日庵を構えたのが茶家としての始まりです。裏千家の代名詞でもある今日庵,そして又隠,寒雲亭(かんうんてい)は宗旦の遺蹟として名高い茶室です。裏千家9代不見斎の時代,天明8年(1788)に起きた天明の大火に罹災したものの,翌年には又隠や寒雲亭等が修復され,利休200年忌の茶事が執り行われています。
その後,11代玄々斎の時代には大規模な増改築が行われ,現在の構造が大方完成したと考えられています。本展では,狩野探幽筆と伝わる寒雲亭襖絵などの茶室に関係する作品や,江戸時代の屋敷図面,裏千家茶室に関する文献史料を通じてその歴史を紹介します。そして,歴代家元が敷地内の樹木を用いて制作した茶道具や,11代玄々斎の時代に庭内に存在した御庭焼などの作品展示を通して,裏千家の全容をご覧いただきます。また,今般行われた保存修理工事の様子もご紹介します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため,展示室の入室制限を設けます。
ホームページ・電話で予約していただいた方の入館を優先します。
https://reserva.be/chado_reseach_center



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