HP内の目次へ・検索もできます!  保存再生学シンポジウム 2018 第1回 テーマ:『近代文化遺産の保存活用を担う職能について考える』

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13877号 2018年6月27日
PDF保存再生学シンポジウム 2018 第1回 テーマ:『近代文化遺産の保存活用を担う職能について考える』京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース
保存再生学シンポジウム 2018 第1回
テーマ:
『近代文化遺産の保存活用を担う
 職能について考える』


日時:2018年7月22日(日)13:30~
場所:京都工芸繊維大学 60周年記念館 2階 大セミナー室
〒6006-0966 京都市左京区松ヶ崎橋上町1
※京都市営地下鉄松ヶ崎駅下車徒歩10分
定員:90名
入場料:無料(申込不要、当日先着順)
主催:京都工芸繊維大学大学院建築学専攻、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab
後援:日本イコモス国内委員会、DOCOMOMO Japan、日本建築家協会、日本建築士会連合会、全国へリテージマネージャーネットワーク協議会、ひょうごヘリテージ機構
京都工芸繊維大学大学院の特別教育コースである「建築都市保存再生学コース」も4年目に入った。今年度は、文化財保護法の改正を踏まえ、近代文化遺産の保存活用を担う職能を年間テーマとする。
近代文化遺産には、明治期以降に造られた国指定重要文化財、国の登録文化財、自治体の指定・登録文化財、伝統的建造物群、重要文化的景観、景観重要建造物、近代化遺産群等の他、多様多種の建造物が含まれる。特に都市内には、日々使い続けられている近代建築が多数存在するが、それらの保存活用における課題、それは建物の文化遺産としての価値(オーセンティシティ・守るべき本物としての価値)と建築的性能(日常的に使い続けるための安全性、機能性、快適性など)をいかに両立させるか、というところにある。つまり近代建築を使いながら保存して行くためには、今までのような「保存のための修理」だけではなく、現代建築と同等の性能を確保するための「活用するための設計」という行為が必須となるのである。しかし現在の日本の社会では、「保存修理」と「活用設計」を繋ぐシステムが未熟であり、大学の建築教育においても今後の大きな課題である。
 さらに我が国においては文化財の保存修理は、専ら文化庁の承認する修理技術者(文化財建造物修理主任技術者)の仕事とされ、設計・デザインを生業とする建築家はほとんど関わってこなかったことも、使い続ける保存にとって大きな弱点となっている。今後ますます増加すると思われる多種多様な文化遺産の保存・活用の事業を、社会全体で支えるシステム作り、特に保存活用の設計監理を総合的に担えるスペシャリストの育成が急務なのである。
 今回の保存再生学シンポジウムでは、現在我が国において近代文化遺産の保存・活用に向けて積極的に努力をされている各分野の専門家をお招きし、現在の課題とこれからの展望を語っていただくことにした。“使い続ける保存”をさらに進めるための提案に期待したい。
[講師]:
津村泰範氏(長岡造形大学准教授、修復建築家、日本ICOMOS会員)
沢田伸氏(全国へリテージマネージャーネットワーク協議会運営副委員長)
篠田義男氏(篠田建築研究所、前JIA保存再生会議議長、DOCOMOMO Japan幹事)
[司会・進行]:
田原幸夫(京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授)
笠原一人(京都工芸繊維大学助教 KYOTO Design Lab 兼任)
[プログラム]:
13:30 趣旨説明 田原幸夫
13:50 講演1.津村泰範「近代建築における保存活用への動きと文化財修理技術者の職能」
14:35 講演2.沢田伸「ヘリテージマネージャー~20年の試行錯誤から見えてきたもの~」
15:20 休憩
15:30 講演3. 篠田義男「日本の建築家は近代建築の保存活用に如何に貢献できるのか」
16:15 座談会 津村泰範+沢田伸+篠田義男+田原幸夫+笠原一人(司会)
18:00 講師・参加者による懇親会 @プラザKIT(会費制)
お問い合わせ先:国立大学法人 京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab 事務局
TEL:075-724-7282






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