『フランスのウォーカブルシティ』-歩きたくなる都市のデザイン-
|
||||
![]() |
創設 『電子図書館』 |
|||
建築関係図書(古文書) 建築関係図書(現代本) 一般書関係図書 CADデジタルデーター館 | ||||
|
||||
京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻18503号 2023年5月18日 | ||||
![]() -歩きたくなる都市のデザイン- 著者:ヴァンソン,藤井由実 発行:学芸出版社 定価:2,970円 (本体2,700円+税)四六・272p 978-4-7615-2854-6 ![]() ![]() |
||||
スピーディに街をウォーカブルに変える方法。 フランスの街は今、歩く人や自転車で賑わい劇的にウォーカブルに変わっている。なぜ、スピーディにダイナミックに街を変えられるのか?歩行者空間の創出、自動車交通の抑制、自転車道・公共交通の整備、移動のDX等の方法論、制度・組織・実装のしくみを、多数の事例で紹介。15分都市からスマートシティまで、最前線に迫る。 |
||||
[目次] はじめに 1章 パリ:ウォーカブルシティの最前線 1 ロックダウンで再認識された歩行中心の都市環境 2 世界とフランスの15分都市 3 パリのウォーカブルな都市再編 4 イダルゴ市長による「深呼吸するパリ」プラン 5 自動車交通を抑制するモビリティ政策 6 歩行者空間化は近隣商業を伸ばす 2章 なぜ、歩きたくなる都市が実現できるのか 1 ストラスブール、マルセイユ、ニース:観光都市のウォーカブルな水辺 2 ラ・ロシェル:70年代から取り組むカーフリーの発祥地 3 歩きたくなる都市を実現できる背景 4 車とどのように共存するか 3章 日常の移動を豊かにするモビリティ基本法 1 公共交通と歩行者空間をセットで都市を再編 2 公共交通の推進を支える法整備とプロジェクト支援 3 新しい時代の移動の哲学を示すモビリティ基本法 4 エコロジカルなモビリティへの移行 4章 ディジョン:MaaSの活用と統合型スマートシティ 1 行政が主導するMaaS 2 行政とコンソーシアムが協働するスマートシティ 5章 なぜ、都市政策をダイナミックに実装できるのか 1 広域で包括的な実行体制 2 政治家の高い意識と能力 3 行政の領域横断と機動力 4 財源の自立性と人材のダイバーシティ 5 税の再配分に見る社会の連帯 6 少子化対策にも貢献する住みやすい都市づくり 6章 ナント:15分都市エリアを創出したマスターアーバニストたち 1 中ノ島の造船所跡地の複合開発 2 都市開発におけるマスターアーバニストの役割 3 産業都市から環境・文化都市へ 4 マスタープランと建築許可によるコントロール 5 3代のマスターアーバニストが実現したこと 6 職住近接のライフスタイルを実現 7章 アンジェ:人々を巻き込む河岸駐車場の歩行者空間化 1 多様なステークホルダーとの合意形成を可能にする制度 2 市民に開かれた駐車場の広場転用プロセス 3 フランスの合意形成の特徴と意義 終章 フランスで主流になった「穏やかな街」 1 道路空間を共有するという発想が出発点 2 都市を車に適応させるプランニングからの脱却 3 穏やかな街を実現するステップとメリット 4 自分たちの住みたい都市を実現するために おわりに |
||||
|