便利堂創業130周年記念 『至宝をうつす』 ‐文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ‐
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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13395号 2017年12月6日 | |||||
便利堂創業130周年記念 『至宝をうつす』 ‐文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ‐ |
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日時:2017年12月16日(土)~2018(平成30)年1月28日(日)10:00─18:00 ※金曜日は19:30まで(入場は閉室の30分前) 休館日:(祝日の場合は開館、翌日休館)12月28日(木)~1月3日(水)は休館。 場所:京都文化博物館 4階展示室 〒604-8183 京都市中京区三条高倉 TEL.075-222-0888 FAX.075-222-0889 入場料:一般1,000円(800円)大高生700円(500円)中学生以下は無料。 ※( )は前売及び20名以上の団体料金。 ※上記料金で総合展示とフィルムシアターもご覧いただけます。 主催:京都府、京都文化博物館、朝日新聞社、便利堂 特別協力:国立歴史民俗博物館 後援:文化庁、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都 |
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わが国は先人たちの手によって伝えられた文化財―いわゆる「伝世品」が数多く遺されている国であり、その文化財の中には「日本書紀」や「源氏物語」などのように「写本」になって伝えられているものが少なからずあります。古代から長い年月にわたり、貴重な文字資料や優れた絵画作品は臨写や模写など人の手によって写しが作られてきましたが、写真技術が生まれた近代以降は、人の手がカメラに変わり、文化財はカメラによって写されることになります。撮影された文化財の象徴的な存在に法隆寺金堂壁画があります。昭和24年(1949)の不慮の火災で壁画が焼損したことから、その14年前(昭和10年・1935)に便利堂によって撮影された焼損前の壁画のガラス乾板はその価値が評価されて国の重要文化財に指定されている。明治以降に写真技術を応用して生み出された技術にコロタイプがあります。コロタイプは撮影された写真を原版とする印刷技法で、自然な濃淡や階調の表現に優れており、国宝・重要文化財の絵画や書跡などの複製に利用され文化財を後世に伝える役割を果たしています。 本展覧会では、明治20年(1887)に京都の地で創業し今年で130周年を迎える便利堂が手掛けてきた文化財写真撮影と複製の歴史をたどります。法隆寺金堂壁画や高松塚古墳の撮影の歴史を紹介し、また、便利堂が製作した文化財複製を展示します。 |
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