『ニッポン貝人列伝』 -時代をつくった貝コレクション- ◆大阪会場 ▲東京会場 [関連イベント] [関連図書]
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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13394号 2017年12月6日 | |||||
![]() -時代をつくった貝コレクション- ◆大阪会場 ▲東京会場 ◆日時:2017年12月8日(金)~2018年2月20日(火) 10:00─17:00 休館日:水曜日、12/30-1/4、2/18 場所:ギャラリー大阪 〒530-0011 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪南館タワーA 12階 入場料:無料 企画:LIXILギャラリー企画委員会 制作:株式会社LIXIL 監修:奥谷喬司(日本貝類学会名誉教授) 協力:大阪市立自然史博物館、国立科学博物館、 西宮市貝類館、陸前高田市立博物館 展示デザイン:ジョイントセンター株式会社 |
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▲日時:2018年3月8日(木)~5月26日(土)10:00─18:00 休館日:水曜日 場所:ギャラリー1(東京) 〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-18東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA2F 入場料:無料 企画:LIXILギャラリー企画委員会 制作:株式会社LIXIL 監修:奥谷喬司(日本貝類学会名誉教授) 協力:大阪市立自然史博物館、国立科学博物館、西宮市貝類館、陸前高田市立博物館 展示デザイン:ジョイントセンター株式会社 |
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南からの黒潮と北からの親潮によって世界的にも豊かな貝分布がみられる日本。 本展は、この貝大国で近代貝類学の黎明期を築いた伝説の貝人たちの列伝とともに、彼らの熱意と情熱の結晶である貝コレクションおよび周辺資料の約240点から、新たな貝の世界の魅力に迫ります。 古くから貝に魅了され、貝を食べ、暮らしに利用してきた日本人。江戸期には好奇心あふれる博物学者らによって貝は収集され、精緻で美しい図譜が編まれました。貝類が科学的に研究されるようになったのは明治になってからのこと。日本で近代貝類学の幕が開けます。その端緒を開いた一人が実業家の平瀬與一郎です。平瀬は、日本を中心に採集した貝標本を海外に販売する傍ら、知識を高め、私設の貝類博物館まで開設します。またその弟子の黒田徳米は日本における第一級の貝類学者となりました。 以後、日本の貝人たちは数を増やしながら、コレクターと研究者が車の両輪となって貝類学を発展させていきます。 本展では、日本近代貝類学の黎明期を築いた貝人10人の列伝と厳選された彼らの貝コレクションを周辺の実資料とあわせて紹介します。貝に捧げた一心不乱な人生が綴られる貝人列伝。それをとおしてみる貝標本からは、造形以上の面白さや魅力が生まれてきます。マニアックな陸貝(かたつむりなど)の世界を探求する研究者、一方国内外、美麗から微小まで追い求めるコレクター。一時代をつくった貝人たちのコレクションが一堂に揃う初の機会、そして、今までにない魅力的な貝の世界に触れることのできる展覧会です。ご期待ください。 |
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[関連イベント] 〔講演会〕 伝説の貝標本 貝が伝えるメッセージ 日時 2018年1月20日(土)14:00~15:30 講師: 石田 惣(大阪市立自然史博物館 学芸員) 場所: LIXILショールーム大阪 セミナールーム 〒530-0011 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪南館タワーA 11階 費用 無料(※要予約、定員70名) 予約方法 電話もしくはホームページから 博物館の収蔵庫には、先人の集めた貝の標本が静かに眠っています。これらの標本は、採集された当時の自然環境を物語る貴重な歴史資料でもあります。今回は貝類研究を専門とされる大阪市立自然史博物館学芸員の石田惣氏とともに、本展で登場する平瀬與一郎、吉良哲明、鳥羽源藏をはじめとする貝人のコレクションから、日本の渚の原風景を探ります。 |
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[関連図書] | |||||
![]() 『ニッポン貝人列伝 時代をつくった貝コレクション』 著:奥谷喬司 写真:佐治康生 発行: LIXIL出版 定価:(本体1,800円+税)A4・82p 978-4-86480-520-9 ![]() ![]() |
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【図版】ニッポン貝人列伝と貝コレクション <平瀬與一郎>私財を投じて尽力した、日本貝類学の先駆者、<平瀬信太郎>父・平瀬與一郎の遺志を継ぎ、日本初の貝類図鑑を刊行、<黒田徳米>100歳まで研究を続け、日本の貝類学を開花させたレジェンド、<菊池典男>兄弟で紡いだ貝への夢、菊池貝類館と阪神貝類談話会、<鳥羽源藏>今、再び脚光を浴びる、岩手博物界の太陽、<吉良哲明>貝類愛好家の裾野を広げた、偉大なるアマチュア、<山村八重子>南洋の稀少貝を蒐集した、日本初の女性コレクター、<波部忠重>日本の貝類学を世界水準に押し上げた第一人者、<櫻井欽一>老舗の鳥すき屋の主にして、鉱物学博士で貝類コレクター、<河村良介>美麗貝から微小貝まで、ダンディズム溢れるコレクション 【論考】「日本の貝類学を築いた貝人たち」奥谷喬司(日本貝類学会名誉会長) |
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