2017年度 日本建築学会建築文化週間事業 『近代建築見学会および講演会「宮津市庁舎ほか」』
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創設 『電子図書館』 | ||||
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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13232号 2017年9月18日 | |||||
2017年度 日本建築学会建築文化週間事業 『近代建築見学会および講演会「宮津市庁舎ほか」』 ![]() |
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日時:2017年10月7日(土) 13:30~15:30 見学会 / 16:00~18:00 講演会 ≪見学会≫ ①宮津市庁舎 ②宮津武田病院(外観のみ) ③与謝医師会 解説者 : 笠原一人(京都工芸繊維大学 助教 / 近代建築部会 主査) ※使用中の場所は見学できないので、あらかじめ御了承ください。 |
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≪講演会≫ 講師: 矢谷明也(舞鶴市建設部長/立命館大学客員教授) 東 高志(宮津市教育委員会 社会教育課文化振興係長) 笠原一人(前掲) 定員:30名(※申込先着順) 参加費:無料(資料代は実費徴収) |
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主催:日本建築学会近畿支部 企画:当支部近代建築部会 集合場所:返送する参加証にて通知します。行事の詳細もあわせて記載します。 |
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京都府北部に位置し天橋立で知られる宮津市の「宮津市庁舎」などを見学する。宮津市庁舎は、 建築家"沖 種郎"(おき たねお/1925-2005)の設計により1962年に竣工したものである。打ち 放しによる鉄筋コンクリート造で市民のための大きなピロティ空間や広場を備え、かつての城下 町の門をイメージさせる大胆で象徴的なデザインを見せ、また大手川のそばにあり建物から山や 海を臨むことができる。社会性や時代性、歴史性、環境などをうまく読み解いた優れた建築作品 である。 設計者の沖は、宮津市に近い京都府峰山町(現・京丹後市)に生まれている。東京大学を卒業後、 建築家の丹下健三に師事し、その後、芝浦工業大学学長を務めるなど活躍した。没後、その建築 作品は十分に評価されていなかったが、宮津市庁舎が2017年に DOCOMOMO Japan から優れた日本 のモダニズム建築の1つとして選定されるなど、再評価の機運が高まっている。当支部から2016 年に宮津市に対し「宮津市庁舎」の保存活用要望書を提出している。 今回は見学会とあわせて講演会と座談会を開催する。登壇者として、沖の大学での教え子の一人 であり舞鶴市で赤煉瓦倉庫群などの近代建築の保存活用を主導してきた 矢谷 明也 氏、宮津市街 地の重要文化的景観選定に向けて宮津市庁舎や戦前の近代建築の保存活用に関わっておられる宮津 市職員の 東 高志 氏 をお招きし、宮津市庁舎の歴史的な価値等について考える機会としたい。 なお見学会では、宮津市庁舎のほか、近くに建つ沖種郎の建築作品である宮津武田病院(旧太田 病院/1971年)と与謝医師会館(1960年)も見学する予定である。 |
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お申込方法:下記の『イベント申し込みフォーム』よりお申込みください。![]() |
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お申込問合せ:近畿支部事務局 / TEL:06-6443-0538 | |||||
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