HP内の目次へ・検索もできます!  『第69回正倉院展』

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13211号 2017年9月6日
PDF『第69回正倉院展』『第69回正倉院展』

日時:2017年10月28日(土)~11月13日(月)
 9:00─18:00 (入館は閉館の30分前)

※金曜日、土曜日、日曜日、祝日(10月28日・29日、
  11月3日・4日・5日・10日・11日・12日)は20:00まで
休館日:会期中無休
場所:奈良国立博物館 東新館・西新館
〒6308213 奈良県奈良市登大路町50
 TEL:050-5542-8600
観覧料金:一般1,100円(800円) 高校生・大学生700円(500円) 小学生・中学生400円(200円)
※障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
※本展の観覧券で、名品展(なら仏像館・青銅器館)も観覧できます。
※奈良国立博物館キャンパスメンバーズ会員の学生の方は、当日券を400円でお求めいただけます。
 観覧券売場にてキャンパスメンバーズ会員の学生であることを申し出、学生証をご提示ください。
主催:奈良国立博物館
協賛:岩谷産業、NTT西日本、関西電気保安協会、キヤノン、京都美術工芸大学、近畿日本鉄道、
   JR東海、JR西日本、シオノギヘルスケア、ダイキン工業、大和ハウス工業、白鶴酒造、
   丸一鋼管、大和農園
特別協力:読売新聞社
協力:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、ミネルヴァ書房、読売テレビ
出陳品 58件(北倉10件、中倉25件、南倉20件、聖語蔵3件)
本年の正倉院展には、北倉10件、中倉25件、南倉20件、聖語蔵3件の、合わせて58件の宝物が出陳されます。そのうち初出陳を含むものは10件です。正倉院宝物の全貌が概観される内容となっておりますが、仏・菩薩(ぼさつ)への献物(けんもつ)と考えられる品々を含めた仏具(ぶつぐ)類の充実や、佩飾品(はいしょくひん)や帯などの腰回りを飾った品々が多く出陳される点が特色となっております。また、宮内庁正倉院事務所による最新の整理、調査の成果を反映した宝物が数多く出陳されることも特筆されます。
聖武天皇ゆかりの北倉からは、記念切手にも採用された高名な羊木臈纈?風(ひつじきろうけちのびょうぶ)が出陳されます。樹下に羊を大きく表した異国情緒溢(あふ)れる図様(ずよう)が目を引きますが、わが国で作られたことが確実視されており、天平期における西方文化の受容を顕著に物語る遺例として注目されます。一方、鋳造された鏡2面はいずれも唐で製作されたと考えられるもので、海外よりもたらされた珍貴な品々に囲まれた聖武天皇のお暮らしぶりが偲ばれます。またアッシリアに起源を持つとされる楽器・箜篌(くご)の貴重な遺例である漆槽箜篌(うるしそうのくご)、インドに起源を持つ迦楼羅(かるら)の面、同じくインドに起源を持つ迦陵頻伽(かりょうびんが)があしらわれた最勝王経帙(さいしょうおうきょうのちつ)、ペルシア起源の器を中国で写したと考えられる緑瑠璃十二曲長坏(みどりるりのじゅうにきょくちょうはい)やわが国で製作されたと考えられる金銅八曲長坏(こんどうのはっきょくちょうはい)、異国情緒溢れる金銅水瓶(こんどうのすいびょう)などの宝物からは、各地に源流を持つ文化が結集し花開いた、国際色豊かな天平文化の様相がうかがわれます。
このほか、素材やかたち、製作地の異なる杯(さかづき)や伎楽面(ぎがくめん)、税として各地から貢納された麻布(あさぬの)や?(あしぎぬ)、地方行政に関する文書(もんじょ)や東大寺の荘園に関する文書・地図などを通じて奈良時代におけるわが国の国家形成や内外の交易についても、思いを馳せていただければ幸いです。



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