『神奈川県立近代美術館鎌倉別館 建築家・大高正人と鎌倉別館』
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創設 『電子図書館』 | ||||
建築関係図書(古文書) 建築関係図書(現代本) 一般書関係図書 CADデジタルデーター館 | |||||
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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13119号 2017年7月23日 | |||||
連続講演会 「神奈川の近代建築」 第1回『神奈川県に見る戦後建築の出発点ー坂倉準三、前川國男、村野藤吾を中心に』 |
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![]() 建築家・大高正人と鎌倉別館』 日時:2017年5月27日(土)~9月3日(日) 9:30─17:00(入館16:30) 休館日:月曜日 場所:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 TEL:0467-22-5000 観覧料:一般600円(団体500円)20歳未満と学生450円(団体350円)65歳以上300円 高校生100円 ※( )内は20名以上の団体料金です。 ※中学生以下と障害者手帳をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。 ※ファミリー・コミュニケーションの日:毎月第1日曜日(今回は、8月6日、9月3日)は、 18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。 主催:神奈川県立近代美術館 |
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1984年、建築家・大高正人※(おおたか まさと/1923-2010)の設計による鎌倉別館が北鎌倉寄りの鎌倉街道沿いに開館。鶴岡八幡宮の境内に建つ鎌倉館(坂倉準三設計、1951年開館/2016年閉館)の軽快な印象と対照的に、重厚なボリューム感を特徴とした別館では、主にコレクションによる企画展を開催し、当館が普及に力を入れてきた現代彫刻を前庭で紹介してきました。 大高正人は、ル・コルビュジエに学んだ日本近代建築の巨匠、前川國男の下で神奈川県立図書館・音楽堂(1954年)や東京文化会館(1961年)を担当し独立後は横浜のみなとみらい地区などの総合的な都市計画を手がける一方で、風土に根ざした地方都市の町づくりを推進した建築家です。1960年の世界デザイン会議に向けて槇文彦、黒川紀章らと結成したメタボリズム・グループでの建築思想活動も知られています。 芸術への造詣も深く、彫刻家の向井良吉や柳原義達、美術批評家の土方定一(1951年より当館副館長、1965-80年館長)とともに宇部(山口県宇部市)や須磨(兵庫県神戸市)の野外彫刻展に1960年代の発足当時から運営・選考委員として関わり、会場構成を長年手がけています。鎌倉別館の建築と彫刻庭園は、日本の戦後美術と当館の活動、そして大高の仕事が結実した成果でもありました。 ※改修に伴う長期休館を前にオリジナルの建築意匠でご覧いただける最後の企画展として、大高正人の美術関連の仕事に焦点を当てながら、鎌倉別館で開催してきた展覧会にまつわるコレクションや関連資料を中心に、鎌倉別館の33年間の活動を振りかえります。 |
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