HP内の目次へ・検索もできます!  『夏の素謡と仕舞の会』

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13045号 2017年6月20日
『夏の素謡と仕舞の会』
『夏の素謡と仕舞の会』

日時:2017年7月9日(日)11:00─
場所:京都観世会館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町44
TEL:075-771-6114 FAX:075-761-6005
料金:一般前売4,500円 一般当日5,500円
    学生 2,500円
全館自由席
60日前よりオンラインチケット予約受付
http://www.kyoto-kanze.jp/performanceguide/index.htm

主催:京都観世会館
(素謡) 賀茂 片山 伸吾
(素謡) 井筒 林喜右衛門
(素謡) 木賊 観世 清和
(素謡) 葵上 浦田 保浩
素謡(すうたい)とは
能の台本(謡本)を、舞台上で謡う演奏形式です。謡うこと・語ることで情景や心情を表現します。能には『源氏物語』や『平家物語』などの古典を題材にした名作が多く伝わっており、詞(詞章)の美しさは高い評価を得ています。素謡は、その「謡うこと・語ること」のみのシンプルな表現の面白さから、大正の頃より大変な流行となりました。また、京都には歴史的に「京観世」とよばれる素謡の文化があります。江戸初期寛文の時代、服部宗巴(九世観世大夫黒雪の弟、服部栖元の息、のちに福王盛親)が、西陣にあったといわれる観世屋敷で謡の教授をしたのが始まりです。以後、京都では能だけでなく、人々が謡だけをたしなむ「素謡」が好まれ、連綿と受け継がれてきました。戦前は、京の辻々で謡の声がよく聞かれたようです。情緒豊かな「素謡」をライブでじっくりと聴いてみてください。
仕舞(しまい)とは
能の一部(見どころ)を紋付袴姿で、謡にあわせて舞う演奏形式です。ほとんどの曲は扇を持ちますが、演目によっては長刀や杖などを持つものもあります。舞い手の骨格が見えやすいので、。〝能のデッサン〟と評され、演者の個性と技がじっくり楽しめます。数分の演技で能の醍醐味が味わえます。



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