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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12983号 2017年5月29日
『“CLAY & GLAZE“ 高井 隆三展』
『“CLAY & GLAZE“ 高井 隆三展』
日時:2017年6月4日(日)~2017年6月22日(木)10;00─17:00
休館日:毎週月曜日と火曜日
場所:FUJIKI<陶芸の森地域連携拠点>
〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 TEL:0748-83-0909
入場料:無料
主催:滋賀県立陶芸の森・ROOF
協力:信楽窯業技術試験場
産地信楽においては、時代が移り変わり現代に至っても釉薬は重要な陶芸の素材といえます。
信楽窯業技術試験場で長年に亘り、釉薬研究の専門家として活躍した高井隆三は、試験場を退いてからも研究活動を進めてきました。
あくまでも「再現できないとやきものでない」というように、陶芸家としてではなく研究者の立場から、鉄釉のなかでも幻とも称される窯変天目にその情熱は傾けられその研究実績は国内でも注目を集めています。
その緻密な研究は、今もなお続き高井自身、天目研究はいまだ道半ばであるといいます。
研究とともに後進の指導にも尽力し、「狸塾」(たぬきじゅく)と呼ぶ自宅で開く私塾は、地元・勅旨地区のやきものを素材とするなど、先人たちの技を研究し、土や釉薬などやきもの全般にわたる講義を通して、地元信楽の若手世代や陶芸の森に滞在制作する陶芸家たちに陶芸指南を行ってきました。
この展覧会では、陶芸の科学技術者ともいえる高井隆三の研究を通して、信楽や陶芸の奥深い魅力を語りかける彼のメッセージを紹介します。
[高井 隆三氏 プロフィール]
1946年信楽町生まれ。
1963年信楽高校卒業
1963年(株)保谷硝子勤務を経て、
1965年県立信楽窯業試験場入庁
釉薬科担当として長年携わる。
2001年信楽窯業技術試験場 場長就任後、2006年退職。
2006年~2010年3月まで陶芸の森にて創作研修課 課長として勤務。



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