HP内の目次へ・検索もできます!  『愛媛県美術館所蔵 杉浦非水─モダンデザインの先駆者─』

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12904号 2017年4月17日
『愛媛県美術館所蔵 杉浦非水─モダンデザインの先駆者─』
『愛媛県美術館所蔵
 杉浦非水─モダンデザインの先駆者─』


日時:2017年4月15日(土)~ 6月11日(日)
 10:00─18:00(入館17:30)

休館日:毎週月曜日
場所:細見美術館
〒6068342 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
 TEL:075-752-5555
入館料:一般1,200円(1,100円) 学生:1,000円(900円)
※ ( )内は20名様以上の団体料金
主催:細見美術館、京都新聞
特別協力:愛媛県美術館
明治・大正・昭和にわたり、デザイナーとして活躍した杉浦非水(1876~1965)は明治9年愛媛県松山市に生まれました。はじめは地元の四条派絵師・松浦巖暉に、さらに東京美術学校入学後は川端玉章に師事し、日本画を学びましたが、在学中にフランス帰りの洋画家・黒田清輝がもたらしたアール・ヌーヴォー様式の図案類に魅せられ、以後図案家として歩み始めます。明治41年(1908)には三越呉服店に入社、同店のポスターやPR誌の表紙絵などを担う一方、雑誌の表紙、書籍の装幀、絵葉書、ポスター、パンフレット、商品パッケージなど、さまざまな分野で先進的なデザインを数多く残しています。さらに非水の活動は、作品制作にとどまらず、デザインの研究団体を結成し、展覧会や雑誌の刊行を行ったほか、多摩帝国美術学校の創立に参画するなど、多岐にわたっており、非水はまさに、日本の “グラフィックデザイン” の原点ともいうべき存在です。
本展は、愛媛県美術館が所蔵する約7,000件に及ぶ非水の作品、関連資料の中から選りすぐりの名品を紹介するものです。京都の美術館で杉浦非水を単独で取り上げる初めての展覧会となるこの機会に、非水のモダンでおしゃれなデザイン世界をご堪能ください。
[関連イベント]
『近代広告の誕生-非水が目指したスターというニューメディア』
講師:竹内幸絵氏(同志社大学教授)
日時:2017年5月28日(日)14:00─
場所:京都国立近代美術館 講堂

『茶室で愉しむ アートサロン』
講師:福井麻純(当館 主任学芸員)
日時2017年5月13日(土)11:00─14:00



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