HP内の目次へ・検索もできます!  唐招提寺御影堂障壁画展 『東山魁夷』

12896号      12904号



先人の知恵 創設 『電子図書館』
建築関係図書(古文書) 建築関係図書(現代本) 一般書関係図書 CADデジタルデーター館

京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12897号 2017年4月15日
唐招提寺御影堂障壁画展
『東山魁夷』

唐招提寺御影堂障壁画展 『東山魁夷』
日時:2017年4月22日(土)~6月11日(日)10:00─17:30(入場17:00)
休館日:月曜日[5月1日は開館]
場所:豊田市美術館
〒4710034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1 TEL:0565-34-6610
観覧料:一般1,400円(1,200円) 高校・大学生1,200円(1,000円) 中学生以下無料
※( )内は前売券及び20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)
豊田市内在住 又は在学の高校生及び豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明9
主催:豊田市美術館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知、ひまわりネットワーク、エフエムとよた
後援:愛知県教育委員会
特別協力:唐招提寺
協力:長野県信濃美術館 東山魁夷館
戦後を代表する日本画家、東山魁夷(1908-1999)。平明な描写のなかに深い精神性と豊かな叙情を湛えた風景画は、日本人の自然観や心情を普遍的に表現したものとして高く評価されています。ことに10年もの年月をかけて完成させた全68面からなる唐招提寺御影堂障壁画は画家の記念碑的大作です。
東山は、多くの苦難を乗り越えて中国から来日し唐招提寺を開基した鑑真和上に捧げるため、日本や中国各地を歩いてスケッチを重ね、いく度も構成を練り、まさに全身全霊を持ってこの仕事に挑みました。制作は二期に分けられ、第一期として1975(昭和50)年に奉納した《山雲》《濤声》では青や緑を基調に日本の豊かな自然を描く一方、1980(昭和55)年に奉納した第二期の《揚州薫風》《揚州薫風》《黄山暁雲》では中国風景を題材に水墨表現に挑み、新境地を拓いています。
本展覧会では、唐招提寺御影堂の修理が行われるに際し、通常は非公開となっているこの障壁画の全貌を紹介するとともに、あわせてスケッチや下絵などを展示して、構想から完成にいたるまで画家が歩んだ足跡をたどります。



DAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533