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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12887号 2017年4月13日
コレクション1
『イメージの庭』
コレクション1 『イメージの庭』
日時:2017年4月8日(土)~5月28日(日)10:00─18:00(入館17:30)
休館日:月曜日
場所:伊丹市立美術館 TEL:072-772-7447
〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
入館料:一般300(240)円、大高生200(160)円、中小100(80)円
 ※( )内は20名以上の団体割引
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有
(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
主催:伊丹市立美術館[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]、朝日新聞社
共催:伊丹市教育委員会
朝、目覚める前のおぼろげな感覚──。
夢のような、うつつのような、淡くはかなげな、でも確かにそこにあったイメージの数々。
美術作品を前にしたときに、そうした感覚にとらわれ、はっとすることはありませんか。
マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』でも、こうした眠りと覚醒にまつわる曖昧な、しかし鮮烈な感覚が描かれています。
忘れ去ったと思っていた記憶が、実は心の奥底に宿り、息をひそめつつも、めざめのときを待っているのです。それは夢や空想の物語かもしれませんし、走馬灯のように浮かびあがる記憶の断片かもしれません。きらめく色とりどりの世界が広がることもあるでしょう。
春のコレクション展では、近年の新収蔵品を中心に、まさにイメージが立ち現れる瞬間を強く想起させる作品群をご紹介します。脳裏に揺らめくイメージの饗宴をご堪能ください。
展示構成と主な出品作品
1.物語の世界
牡丹靖佳『おうさまのおひっこし』絵本原画、2012 年、鉛筆・水彩・油彩
ほか全30点
2.記憶の在り処ー眠りと覚醒
江口 週『失われた時を求めて』シリーズ、1999 年、鉛筆・水彩
ヴァシリー・カンディンスキー『回想』シリーズ、1911-13年(1971年刷り)
3.日常を切り取る
大河内信敬《作品名不詳》1937 年、油彩
浅野竹二《さじのある静物》1951 年、木版画
4.像をむすぶ
小川信治《Without You- 小鳥の説教》1999 年、アクリル絵具
辰野登恵子《無題 I》1982 年、リトグラフ
中原浩大《Right Hand-A》1996 年 (1995 年撮影 ,2012 年プリント )、ラム ダプリント・アルミ・アクリル
山田正亮《Work》1985 年、水彩
合計約 70 点
牡丹靖佳『おうさまのおひっこし』絵本原画 2012年 個人蔵(当館寄託)



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