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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12821号 2017年3月14日 | |||||
生誕150年記念 『漱石と京都』 -花咲く大山崎山荘- ![]() |
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日時:2017年3月18日(土)~5月28日(日)10:00─17:00(最終入館は16:30) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日) 場所:アサヒビール 大山崎山荘美術館 〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 TEL:075-957-3123(総合案内) ※JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩10分 入館料:一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料、障害者手帳をお持ちの方300円 ※( )内:20名以上の団体 主催:アサヒビール大山崎山荘美術館 後援:京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、エフエム京都 |
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漱石最晩年の書簡を当館初公開2017年は文豪 夏目漱石(1867-1916)の生誕150年にあたります。 本展では、漱石が加賀に宛てた書簡を当館で初めて一般に公開するほか、漱石の日記や、ともに山荘を訪れた画家 津田青楓(1880-1978)らの作品も紹介し、漱石最後の京都滞在に迫ります。 2017年は文豪 夏目漱石(1867?1916)の生誕150年にあたります。漱石は、生涯で4度京都を訪れており、その経験をもとに『虞美人草』(1907年)を著すなど、京都は漱石にとってさまざまな思い入れのある地でした。 1915年の4回目となる京都滞在中、漱石は関西の実業家 加賀正太郎(1888?1954)の熱心な招待に応え、大山崎に建設中であった加賀の山荘を訪ねました。若さあふれる20代の加賀は、大胆にも文豪の漱石に山荘の命名を依頼し、漱石は快く引き受けます。 後日、帰京した漱石が加賀に宛てた書簡には、工事の進捗を気遣う内容や、創案した14もの呼称案を書き記しています。加賀に書簡を送った翌年に漱石は没し、翌々年の1917年に山荘は竣工しました(第一期工事)。 漱石によるこの書簡は長らく所在が明らかではありませんでしたが、このたび確認され、漱石生誕150年そして大山崎山荘第一期工事竣工から100年目を迎えるこの記念すべき年に、当館で所蔵することとなりました。本展では、漱石が加賀に宛てた書簡を当館で初めて一般に公開するほか、漱石の日記や、ともに山荘を訪れた画家 津田青楓(1880-1978)らの作品も紹介し、漱石最後の京都滞在に迫ります。 さらに、加賀正太郎が情熱を注ぎこの地で栽培した蘭を、後年図譜にまとめた『蘭花譜』も展示することで、大山崎山荘にまつわるさまざまな歴史を紐解きます。 |
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