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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12734号 2017年2月6日
特別展・特別陳列 『お水取り』
特別展・特別陳列
『お水取り』

日時:2017年2月7日(火)~3月14日(火)
 9:30─17:00(金・土曜日は20;00)

※2月8日(水)~14日(火)20:00まで開館
(「なら瑠璃絵」開催期間中)
※3月1日(水)・2日(木)・5日(日)~9日(木)
  13日(月)14日(火)18:00開館(二月堂 お松明の期間)
※3月12日(日)19:00開館(二月堂 籠松明の日)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日 2月20日(月)・27日(月)
場所:奈良国立博物館 東新館
〒6308213 奈良県奈良市登大路町50
観覧料金:一般520円(410円) 大学生260円(210円)
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
※団体料金は20名以上です。
※中学生以下の子どもと一緒に観覧される方は、団体料金が適用になります。[子どもといっしょ割引]
※この観覧料金で、同時開催の名品展「珠玉の仏たち」(なら仏像館)・「珠玉の仏教美術」(西新館)・中国古代青銅器[坂本コレクション](青銅器館)もご覧になれます。
※2月7日(火)~3月9日(木)の午前中までの間、東大寺二月堂・東大寺ミュージアムにおいて配布される無料券をご持参の方は、3月7日(火)・8日(水)・9日(木)に限り、1回につき2名様まで本展を無料で観覧できます。
主催:奈良国立博物館、東大寺、仏教美術協会
奈良に春を呼ぶ行事とされる東大寺二月堂の「お水取り」は、正式には修二会といい、春を言祝ぐ仏教法会です。夕刻に二月堂へ向かう練行衆(参籠僧)の足下を明々と照らす「お松明」がよく知られていますが、法会の中心となるのは本尊・十一面観音菩薩に日頃の罪過を懺悔して五穀豊穣・除災招福を祈る「悔過」という儀式です。「お水取り」は天平勝宝4年(752)に、東大寺の実忠和尚が創始したと伝えられます。それ以来、一度も絶えることなく「不退の行法」として、戦乱や火災などの危機を乗り越えながら1260年を超える伝統を守り続けてきました。高名な「お水取り」の儀式は3月12日の深夜に行われますが、実際には2月20日から月末までの前行(準備・潔斎期間)と、3月1日から14日(15日未明)の本行とを合わせた約1ヶ月の間、様々な儀礼を執り行います。
本展は、毎年、「お水取り」がおこなわれる期間に合わせて開催する恒例の企画です。法会に用いられた法具や、儀式の様子を伝える文書、東大寺ゆかりの絵画・出土品などを通じて、奥深い「お水取り」の世界をご堪能いただければ幸いです。
[公開講座]
日時2017年2月18日(土)「修二会(お水取り)」

講師:筒井寛昭師(東大寺長老)
主催 奈良国立博物館、東大寺、仏教美術協会
※詳しくは:
http://www.narahaku.go.jp/events/lecture.html#tenjiku



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