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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12473号 2016年10月4日
『第68回正倉院展』『第68回正倉院展』

日時:2016年10月22日(土)~11月7日(月)
 会期中無休 9:00─18:00

※金曜日、土曜日、日曜日、祝日(10月22日・23日・28~30日、11月3日~6日)は19:00まで ※入館は閉館の30分前まで
場所:奈良国立博物館 東新館・西新館
〒6308213 奈良県奈良市登大路町50
 TEL:050-5542-8600
観覧料金:
一般1,100円(800円)高校生・大学生700円(500円)
 小学生・中学生400円(200円) 親子ペア ― 1,100円
※団体( )は責任者が引率する20名以上です。
※障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
主催:奈良国立博物館
協賛:岩谷産業、NTT西日本、キヤノン、京都美術工芸大学、近畿日本鉄道、JR東海、JR西日本、ダイキン工業、大和ハウス工業、白鶴酒造、丸一鋼管
特別協力:読売新聞社
協力:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、ミネルヴァ書房、読売テレビ
錦秋の奈良を彩る正倉院展は今年で68回を迎えます。本年の正倉院展には、北倉10件、中倉29件、南倉22件、聖語蔵[しょうごぞう]3件の、合わせて64件の宝物が出陳されます。そのうち初出陳は9件です。シルクロードの風を帯びた水差し・漆胡瓶や大仏殿を飾った13~15メートルに及ぶ巨大な幡の残欠、宝物の出入りを詳細に記録した貴重な文書など、驚きや発見に満ちた正倉院の世界が、今年も展示室に甦ります。
本年の正倉院展には、北倉(ほくそう)10件、中倉(ちゅうそう)29件、南倉(なんそう)22件、聖語蔵(しょうごぞう)3件の、合わせて64件の宝物が出陳されます。そのうち初出陳は9件です。例年通り正倉院宝物の概要がわかるような構成ですが、本年も宮内庁正倉院事務所による最新の調査成果を反映した内容に特色がみられます。また正倉院正倉の整備事業の完了を受け、宝庫や宝物の来歴を伝えるような宝物も出陳されます。
聖武天皇ゆかりの北倉からは、シルクロードの遺風を伝える名品として夙(つと)に有名な漆胡瓶(しっこへい)が、正倉院展では18年ぶりに出陳されます( ※ )。また鳥木石夾纈屏風(とりきいしきょうけちのびょうぶ)は、聖武天皇のお側(そば)近くにあった屏風で、花鳥を愛でた当時の宮廷生活が垣間見られる宝物です。
また、本年は聖武天皇一周忌斎会(さいえ)で懸吊された大幡(だいばん)(灌頂幡(かんじょうばん))に関連する宝物がまとまって出陳されるのも注目されます。大幡は総長13~15メートルに及ぶと考えられる巨大な幡で、多数の幡が法会(ほうえ)の場を華やかに飾ったと考えられます。今回は幡の本体、脚、脚先の飾り、芯に使われた裂(きれ)が出陳され、その全容が想像されます。ところで、本年は多種多様な金工品が出陳されるのも注目されます。宝庫に伝わった奈良時代の銅銭、唐と日本の鏡、合金に用いられる金属のインゴットなどの鋳造(ちゅうぞう)に関係する品々、あるいは漆胡瓶と同じく平脱(へいだつ)技法が用いられた?(う)、笙(しょう)、平脱鳳凰頭(へいだつのほうおうのかしら)などの装飾性豊かな器物類、そして目にも美しい様々な飾り金具など、金属と古代の日本人の関係にも思いを馳せていただければ幸いです。
このほか、素材の異なる3種の笏(しゃく)や、高度な技法で作られた象牙(ぞうげ)の櫛、近時の調査で染色材料が判明した愛らしい鳥形の飾りなど、天平の技と風俗にもご注目下さい。 ※公開は、御即位20年記念特別展「皇室の名宝」(東京国立博物館 平成21年)以来7年ぶりです。
[主な出陳品]
北倉 鳥木石夾纈屏風[とりきいしきょうけちのびょうぶ](板締め染めの屏風)
北倉 漆胡瓶[しっこへい](ペルシア風の水差し)
北倉 出入帳[しゅつにゅうちょう](宝物出入の記録)
南倉 笙[しょう](管楽器)
南倉 大幡残欠[だいばんざんけつ](大型の染織幡)
南倉 和同開珎[わどうかいちん](銅銭)
シンポジウム2016 テーマ
『正倉院正倉』

日時:2016年11月3日(木・祝) 13:00─
場所:東大寺総合文化センター金鐘ホール



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