HP内の目次へ・検索もできます!  2016年度 日本建築学会建築文化週間事業 『近代建築見学会および講演会「大津市庁舎/旧大津公会堂」』

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12440号 
2016年度 日本建築学会建築文化週間事業
『近代建築見学会および講演会
「大津市庁舎/旧大津公会堂」』
2016年度 日本建築学会建築文化週間事業 『近代建築見学会および講演会「大津市庁舎/旧大津公会堂」』2016年度 日本建築学会建築文化週間事業 『近代建築見学会および講演会「大津市庁舎/旧大津公会堂」』
日時:2016年10月21日(金)13:30─18:00
◆見学会:① 大津市庁舎見学 ② 旧大津公会堂見学
解説者:笠原一人(京都工芸繊維大学 助教)
※使用中の場所は見学できないのでご了承ください。
※大津市庁舎から旧大津公会堂への移動は各自でお願いします。
◆講演会:「大津市庁舎―モダンと伝統の境界」
講師:石田潤一郎(京都工芸繊維大学 教授)
定員:30名 (申込先着順)
参加費:無料 (資料代は実費徴収)
集合場所:返送する参加証にて通知する
主催:日本建築学会近畿支部 (企画:当支部近代建築部会)
お申し込み:下記の『*イベント申し込みフォームはこちら』 から必要事項を入力しお申し込みください。
お問合せ先:日本建築学会近畿支部
TEL:06-6443-0538
※イベント申し込みフォームはこちら
http://kinki.aij.or.jp/event_No6_form
今回は、滋賀県大津市に建つ戦前と戦後の2つの近代建築を見学する。
大津市庁舎は、建築家佐藤武夫(1899-1972)の設計により1967年に本館が竣工し、その後別館が1971年に竣工したものである。とりわけ本館は、鉄骨鉄筋コンクリート造による柱梁を強調したモダニズム建築であるが、ヨーロッパの様式建築に特有の三層構成をなし、同時に柱が円柱で最上階の天井は格天井になっているなど、木造の日本建築のような風貌をも併せ持っている。
佐藤は戦後、数多くの庁舎建築を設計してきたが、大津市庁舎は、他の庁舎建築にはない特異な姿を見せている。そうしたことも評価されて、2016年にはDOCOMOMO Japanから優れた日本のモダニズム建築の1つとして選定された。しかしながら、近年は建て替え計画も生じるなど、存続が危ぶまれている建物の1つである。2015年には、日本建築学会近畿支部から保存活用要望書を提出している。
今回は、見学会と合わせて、大津市庁舎の建築について詳しい建築史家の石田潤一郎先生に講演いただき、大津市庁舎の歴史的な価値や今後のあり方を考えたい。
講演は旧大津公会堂で実施し、合わせて建物の見学も行う。この建物は、大津市土木課の設計により1934年に竣工したものである。スクラッチタイルで覆われた、ライト風やアールデコ風の特徴を併せ持つデザインである。近年は、老朽化により利用率が低下し耐震性にも問題を抱えていたが、市民を中心に起こった保存運動の後押しを受けて、集会と商業の複合施設として整備されリニューアルオープンした。ここで大津市庁舎についての講演会を開催することで庁舎の今後のあり方を考えるヒントにしたい。



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