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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻13051号 2017年6月24日 | |||||
![]() 『時がつくる建築 リノべーションの西洋建築史』 著:加藤耕一 発行:東京大学出版会 定価:(本体3,600円+税)四六・372p 978-4-13-061135-0 ![]() ![]() |
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建築の長い歴史からみれば、既存建築の再利用(リノべーション)はきわめて重要な建築的創造行為であった 。西洋建築史にみられる数々の既存建物の再利用の事例や言説を読み解きながら、スクラップ&ビルドの新築 主義から脱却し、より豊かな建築とのつきあいかたを示す。 | |||||
[目次] はじめに 第1章 建築時間論の試み 1 既存建物に対する三つの態度 2 点の建築史から線の建築史へ 3 時間と建築の理念 第2章 再利用的建築観−社会変動と建築のサバイバル 1 古代末期の社会変動 2 スポリア 3 中世の成長時代 4 中世の縮小時代 5 近代的価値観のなかの再利用 6 フランス革命と吹き荒れる転用の嵐 第3章 再開発的建築観−価値のヒエラルキーと建築の形式化 1 野蛮の誕生 2 再開発的建築観と再利用的建築実践 3 パリの市壁 4 意図的な形式主義 5 無意識の形式主義 6 サン・ピエトロ再開発計画 第4章 文化財的建築観−文化財はなぜ時間を巻き戻したのか? 1 野蛮の復権 2 ヴィオレ=ル=デュクと「修復」のはじまり 3 修復から保存へ 4 20世紀の国際的な文化財的価値観の整備 5 日本の文化財と時間の巻き戻し 第5章 20世紀の建築時間論 1 モダニズムからリノベーション時代へ 2 時間変化する建築の模索(1956年) 3 既存建物に対する態度(1964年) 4 歴史的建物の再利用という可能 |
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