HP内の目次へ・検索もできます! 『にほんの あらたな てしごと』

12868号      12873号



先人の知恵 創設 『電子図書館』
建築関係図書(古文書) 建築関係図書(現代本) 一般書関係図書 CADデジタルデーター館

京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12869号 2017年4月7日

『にほんの あらたな てしごと』
『にほんの あらたな てしごと』
著者:橋口新一郎
企画:株式会社和奏JAPAN https://www.facebook.com/waso.japan/
発行:大龍堂書店
定価:(本体2,300円+税)200mm×200mm・84p
日本語・英語 Japanese English bilingual
978-4-924726-35-2 C3052 ¥2300E

送料をお選び下さい!★タイトル・著者・発行所・定価・ISBN等をコピーして下さい・★ご購入フォーマットのご注文書籍名に貼り付け下さい!

◆簡単メールご注文(E-mail)から。
日本の伝統技術のひとつである襖〈ふすま)には、和紙だけではなく、織物を和紙で裏打ちした高級なものがあります。しかしながら、日本の伝統的な技術や感性から生まれる高級なものは、どんどん求められなくなってきています。いったいなぜなのでしょうか。
襖紙に使用されている織物のほとんどは、京都南部の工場で生産されています。工夫に工夫を重ねられたとても繊細な織機と長年の経験によって研ぎ澄まされた感性を備えた手仕事が、正しく織り重なって襖紙が作られています。その姿は、言葉では言い表せないほど魅力に富んでいます。しかしながら、ほとんどの人はこの製作過程を目にすることはありません。この素晴らしい日本の伝統的な姿をより多くの人に知っていただくためにできたのが、織物の茶室です。
絹の縒り糸がまるで生きているかのように、繊細な機械をシュンシュンとすり抜ける姿を表現しており、これからの日本の伝統技術が目指すべき“新しい日常”を指し示しています。
[はじめに]
私の実家は、奈良の田舎にある。田の字型プランに濡れ縁がついた、オーソドックスな日本家屋だ。
畳敷きの部屋に座布団を敷いて食事をしたり、寝そべったり、大黒柱を中心に走り回ったり、夜は布を敷いてお爺ちゃんの寝床を取り合ったり。幼少の頃より、畳、襖、障子・屏風といったものを遊び道具にLては、こっぴどく叱られもしたが、とにかく和の表具と触れ合う機会に恵まれていた。
日々の生活から和の空間を体験し、その魅力を知らず知らずのうちに肌で体得してきたように思う。シックハウスでアトピーになることなんて無かったし、結露やカビに悩まされることもなかった。
ほどよい隙間風や、深い軒先から乱反射してくるほのかなな光、襖一枚隔てた隣の部屋の声、もれる灯り、呼吸する壁__。和の魅力が尽きることはない。
本書で紹介する茶室は、私が日本の伝統的な技術・美学・感性に触れ、特に何かを生み出した分けではなく、感じたままのことを表現したものばかりである。よって、誰しもが同じ場所に身を置いた時に、時代を越えて共感できる感覚のひとつだと考えている。
これらの活動が、[にほんの あらたな てしごと]に寄与することを切に願っている。橋口新一郎 建築家
先人の知恵を基礎に新しい時代に生きる私たちは、各々の『スパイス』『人間尊厳』を加味し『新ジャポニシム』を構築したいものである。
今世紀
我らが目指す
空間は
こころと心
笑顔とえがお
山岸豊 拝



DAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533