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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12814号 2017年3月12日
『東京臨海論 港からみた都市構造史』
『東京臨海論 港からみた都市構造史』

著:渡邊大志
発行:東京大学出版会
定価:(本体5,400円+税)A5・384p
978-4-13-061134-3
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東京は鉄道や道路といった陸のインフラだけでなく、むしろ船舶の航路や埠頭の水際線に立地する倉庫群をつなぐ海のインフラによってより主体的に形作られていった。東京港という港湾を近代都市形成の主役に据え、倉庫の配布の歴史から読み解く東京論。
[目次]
序章 東京港という舞台
 1 東京の「みなと」
 2 水と陸の境界を越えるインフラストラクチャー
 3 世界/国内の中での東京港
 4 海の都市インフラ論
 5 依拠する資料
 6 東京湾の二つの画期 目的と構成
1章 築港理念の頓挫と再生 隅田川口の明治
 1 断念の中の築港三類型
 2 港湾の骨組みと築港の形式
 3 築港理念の消失過程
 4 境界線としての築港
第2章 コンテナリゼーションの地政学と近代倉庫の配布 大井地区の戦後
 1 海と陸の臨界線の国際標準
 2 大井埠頭建設の都市史的位置
 3 大井埠頭背後地との空間の交換
 4 大井埠頭空間の都市構造
第3章 「世界都市」概念の根本 言説と経済の中の1980年代臨海地区
 1 捏造された港湾近代都市化論の正統
 2 世界都市の論理
 3 転形する都市のフロンティア
 4 世界都市の本懐
第4章 倉庫の配布による都市の再編集 臨海部・青海埠頭の1990年以降
 1 埠頭空間のインフラ化
 2 ふたたび、青海埠頭にて
 3 東京港湾近代化理念の複合
終章 都市の領域と埠頭空間と倉庫
附論 「みなと」から見た都市の姿 「分節港湾」単位系の都市の萌芽



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