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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12731号 2017年2月4日
出版記念イベント『まちのゲストハウス考』 
『まちのゲストハウス考』
『まちのゲストハウス考』

編:真野洋介、片岡八重子
著:明石健治,飯室織絵,井筒もめ,加納亮介,
蛇谷りえ,武田昌大,田中惇敏,豊田雅子
西村祐子,森岡咲子
発行:学芸出版社
定価:(本体2,000円+税) 四六・208p
978-4-761526405
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まちの風情を色濃く残す路地や縁側、近所のカフェや銭湯、居合わせた地元民と旅人の何気ない会話。宿には日夜人が集い、多世代交流の場や移住窓口としても機能し始めている。商店街の一角や山あいの村で丁寧に場をつくり続ける運営者たちのエッセイ9編に空き家活用や小さな経済圏・社会資本の創出拠点としての可能性を探る。
[目次]
1章“自分たちの価値"を発信するゲストハウス/片岡八重子
1.1 ことのはじまり。まちの空き家再生
  移住先で出会った新たなライフワーク
  〈あなごのねどこ〉:初めての大型空き家再生
  まちの居場所を増やすお手伝い
1.2人とまちとの粘り強いマッチング
  〈かじこ〉:さまざまな出会いの原点、そして松崎へ
  〈たみ〉:まちの人たちに支えられたゼロからの拠点づくり
1.3まちを変える頼もしいプレーヤーたち
  〈NAWATE〉:入念なプロセスメイキングとチームづくりが生んだ場所
  宿の外へ。広がり続ける小さな変化
2章
2-1 そのまちに似合うゲストハウスをつくる人
1〈港町〉広島「あなごのねどこ」
40mの路地奥で出会う下町風情の後継者たち/豊田雅子
2〈門前町〉長野「1166バックパッカーズ」
ご近所さんともてなす門前町の一期一会/飯室織絵
3〈農村温泉〉岡山(西粟倉)「あわくら温泉元湯」
子どももお年寄りも! 笑顔が集う山村の温泉宿/井筒もめ
column
「ゲストハウスプレスが探す “日本の旅の、あたらしいかたち"」
ゲストハウスプレス編集長  西村祐子
4〈住宅地〉富山「ほんまちの家」
普段着の高岡を伝える。まちなか暮らしに溶け込む宿/加納亮介
5〈地方都市駅前〉福井「SAMMIE'S」
時間をかけて手でつくる。福井の旬を届ける編集拠点/森岡咲子
6〈商店街〉岡山「とりいくぐる」
商店街に佇む、日常と非日常をつなぐ小さな結界/明石健治
7〈郊外駅前〉鳥取「たみ/Y pub & hostel」
他者と遭遇する場所を営み続けて気づいたこと/蛇谷りえ
2-2 ゲストハウスのあたらしい役割
8〈集落存続〉秋田「シェアビレッジ」
コミュニティが古民家を救う! 過疎の山村を支える仕組みとしての宿/武田昌大
9〈復興支援〉熊本「山麓園」  宮城「架け橋」
距離を縮める場づくり。復興ボランティア拠点としてのゲストハウス/田中惇敏
3章 暮らしをつなぐゲストハウス/真野洋介
3.0 まちの今を「考現」するゲストハウス
3.1 なぜ彼らのゲストハウスには人が集まるのか
  人と場所の物語を貯蔵する小さな宿
  まちの時間と居場所をつなぐ結節点づくり
  地域を支える「場のビジネス」を再構築する
  ゆるやかに伝播する変革の波
3.2 滞在の先に続く日常への関心の高まり
  「暮らしに滞在」するという宿泊ニーズの変化
  2000年以降のアートシーンに見るゲストハウスの原型
  滞在から日常への展開:ネイバーフッド、コミュニティ、サードプレイス
3.3 マス  インバウンドと対極の小さな流れを掴む
  個人のささやかな物語に次の時代を見出す
  場のビジネスから、小さなイノベーションをエンパワメントする
  二拠点化  流動化が引き起こす地方回帰の機運
3.4 小さな宿から考える、小さなまちの未来
  まちの趣と履歴を伝える器として、空き家を捉え直す
  ゲストハウスにみる日常のリ・デザイン。



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