講談社選書メチエ 597 『権力の空間 空間の権力 個人と国家の〈あいだ〉を設計せよ』
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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12722号 2017年1月31日 | |||||
![]() 講談社選書メチエ 597 『権力の空間 空間の権力 個人と国家の〈あいだ〉を設計せよ』 著:山本理顕 発行:講談社 定価:(本体1,700円+税)262p・19p 978-4-06-258600-9 ![]() ![]() |
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古代ギリシアの「ノー・マンズ・ランド」とは何か?ハンナ・アレントが重視したこの領域は、現代の都市から完全に失われた。世界的建築家がアレントの主著を読み解きながら、私たちが暮らす住居と都市が抱える問題を浮かび上がらせ、未来を生き抜くための都市の姿を展望する。 幸せに生きるためには「権力の空間」に抗い私たち自身の「空間の権力」を意志しなければならない。 |
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[目次] 第1章 「閾」という空間概念(“noman’sland”とは何か?ポリスの空間構造、そして「閾」と いう空間概念 ほか) 第2章 労働者住宅(アルバート館労働者住宅の実験―親密なるもの ほか) 第3章 「世界」という空間を餌食にする「社会」という空間(労働は労苦なのか生きがいなのか 仕事の世界性 ほか) 第4章 標準化=官僚制的管理空間(一円入札権力は下から来る ほか) 第5章 「選挙専制主義」に対する「地域ごとの権力」(「性現象」のための住宅模範農場で卵を 生む鶏 ほか) |
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[プロフィール・山本 理顕 (ヤマモト リケン)] 1945年生まれ。建築家。1971年東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了。 東京大学生産技術研究所原研究室研究生を経て、1973年一級建築士事務所山本理顕設計工場設立。 2002―07年工学院大学教授、2007―11年横浜国立大学教授。代表作に、埼玉県立大学、公立はこだて未来大学、横須賀美術館、福生市役所など。天津、北京、ソウル、台北などでも公共建築、集合住宅を手掛ける。チューリッヒ国際空港複合施設は2018年。 |
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