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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻12224号 2016年5月18日
『錯乱の日本文学』 -建築/小説をめざして-
『錯乱の日本文学』
-建築/小説をめざして-


著:石川義正
発行:航思社
定価:(本体3,200円+税)四六・340p
978-4-906738-17-5
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「総力戦」の時代におけるデザインと代表=表象をめぐる、大江健三郎、村上春樹、小島信夫、大岡昇平を中心にした小説と、磯崎新、原広司、伊東豊雄、コールハースらの建築とのキアスム。
[目次]
0. イメージは無料ではない
  「住宅」の誕生
  高さと広さ 空間的包摂(マンハッタン、東京)
  「デザイン」としての文学
1. 小島信夫の「家」
  住宅あるいは崩壊のアレゴリー(モダニズム/住宅、 『抱擁家族』の家)
  住宅の変容(女中の消滅、nLDKの誕生)
  近代のプログラム(nLDKの「汚れ」、近代末期とnLDK、住宅の解体/増殖)
  近代の内破(鏡像としての江藤淳『別れる理由』の相似、増殖する時空間、メタフィクションというトリック)
  近代の帰結(『各務原・名古屋・国立』のゆらぎ、透明性というアナクロニズム)
2. 大岡昇平の「東京タワー」
  バベル333あるいは破局都市
  東京の1958年(「東京タワー」の非在、見えない都市・東京)
  フィクションと真実(真実という残余、散文としての祈り)
  記号の散逸(全体とその外、体系としての日本/軍、崩壊過程としての戦場)
  芸術あるいは死の擬態(知覚の変容と芸術、仮死の都市)
3. 大江健三郎の「塔」
  塔という背理
  塔/範列的分析(大江健三郎の三つの塔、原広司による塔、ユートピアとしての塔、樹木の分身としての塔)
  塔/歴史的分析(ユートピアの解体(1960年代)、ポストモダンのユートピア(1980年代)、聖なる塔/俗なる塔(1990年代))福島第一原発事故と塔(「懐かしい年からの返事は来ない!」、ふたたび治療塔の彼方へ)
4. 村上春樹の「システム」
  デタッチメント/自閉/穴
  1985年のウロボロス(「システム」の登場、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の供犠システム)
  伊東豊雄を導入する(「中野本町の家」とポストモダン空間、「中野本町の家」と仮死空間)
  同時代人としての柄谷行人
  システムからデザインへ
  従順なサーヴァントたち、
  ウィリアム・モリスの子どもたちはみな踊る(モリスから「トータル・デザイン」へ、越権するデザイン、
 「かえるくん」の定言命法)
  批評はいかに可能か
5. 大江健三郎の「総力戦」
  廃墟(SINとARATA、廃墟の起源)
  戦場(第一の破壊構想、戦場としての都市、大阪万博と「偶像」)
  住宅(総力戦と住宅、建築/小説の誕生)
  徴候(第二の破壊構想、新たな総トータル・デザイン力戦へ)



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