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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻9946号 2013年3月3日

『東日本大震災』
-復興まちづくり最前線-

著:大西隆、城所哲夫、瀬田史彦
発行:学芸出版社
定価:3,990円(本体3,800円+税5%)
A5・384p
978-4-7615-3202-4

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東日本大震災から2年。種々の問題を抱えながら復興まちづくりがようやく動き出す。
果たしてグランド・デザインは定まったのか。制度は十分に機能しているのか。また現場での実践のなかで、どのような成果、問題が出ているのか。最前線で奮闘する行動的研究者と被災都市の市長の寄稿により、全体像と展望を明らかにする。
[目次]
はじめに
T編 復興のグランド・デザイン
1章 復興を構想する
大西 隆
 1-1 減災論に基づく復興
 1-2 人口減少時代の復興
 1-3 これまで災害体験と復興事業の成果
 1-4 東日本大震災からの復興における減災対策の推進
 1-5 減災の国土づくり
2章 復興ガバナンスの課題
増田寛也
 2-1 3.11の衝撃
 2-2 三陸地域の防災対策
 2-3 震災対応の問題点
 2-4 復興に向けての視点
 2-5 解決すべき課題
 2-6 明日への希望
3章 震災復興と地域産業の再生
関 満博
 3-1 広大な地域の被災と復旧・復興の落差
 3-2 水産関連産業の現状と課題
 3-3 モノづくり系中小企業の復旧・復興
 3-4 被災地の生活関連中小企業の課題
 3-5 中小企業は地域の担い手
4章 福島復興の課題と展望
鈴木 浩
 4-1 東日本大震災と原発災害
 4-2 原発事故収束に向けた政府の対応
 4-3 復興への足がかり―初動期の課題
 4-4 放射線汚染からの克服に向けて
 4-5 復興のためのガバナンス
5章 震災復興と循環型社会の形成
森口祐一
 5-1 循環型社会の概念と取り組み
 5-2 東日本大震災と災害廃棄物処理
 5-3 放射性物質で汚染された廃棄物
 5-4 災害廃棄物処理と循環型社会に向けた震災からの復興
 5-5 循環型社会に向けた地域づくりへの期待
6章 復興と都市計画制度のあり方
安藤尚一
 6-1 阪神・淡路大震災からの復興
 6-2 東日本大震災の特徴と津波対策の課題
 6-3 近年の世界の大災害
 6-4 今後のまちづくりに向けて
7章 これからの防災まちづくり
加藤孝明
 7-1 3.11前の防災まちづくりの潮流
 7-2 東日本大震災の震災復興の特異性
 7-3 災害復興の6つの法則
 7-4 現時点での東日本大震災の教訓
 7-5 防災まちづくりの文脈から見た3.11前後の不連続性
 7-6 次の巨大災害に向けて―これからの防災まちづくり
8章 持続可能な地域と国土・広域の復興ビジョン
城所哲夫・瀬田史彦・片山健介
 8-1 一極集中構造のリスク低減と国土の持続可能性
 8-2 自立的で多層的なネットワークの構築
 8-3 広域復興ビジョンの提案
 8-4 持続可能な地域の形成に向けて
U編 復興まちづくりの実践
9章 被災後1年半の復興計画の実態と課題
姥浦道生
 9-1 復興土地利用計画の基本的内容
 9-2 都市計画と安全性―計画要素の相互的総合的衡量の必要性
 9-3 人口減少・少子高齢社会を前提とした計画の必要性
 9-4 計画策定手続上の課題
10章 創造的・立体的復興に向けて
    ─仮設まちづくりを通じた担い手ベースの復興の試み─
小泉秀樹
 10-1 東日本大震災のコンテクスト
 10-2 復興の特質
 10-3 近代的基盤整備型復興の問題
 10-4 復興プランニングのデザイン
 10-5 コミュニティ再生に向けた仮設まちづくり・担い手支援の試み
 10-6 復興プランニングからはじめる現代的プランニングへの展開
11章 記憶を活かした風景の再生
     ─大槌町の実践より─
窪田亜矢
 11-1 復興まちづくり計画における記憶の意義
 11-2 大槌町の状況と震災被害
 11-3 記憶を再生するプロセス
 11-4 記憶を活かした復興まちづくり計画の展開に向けて
12章 復興のモビリティデザイン
羽藤英二
 12-1 復興デザインは可能か?
 12-2 現場で何を考えたか?―Choice Architectureの思想
 12-3 社会基盤と科学者の責任
 12-4 復興デザインへの道筋
 12-5 地域間調整と地域−事業者間調整―モビリティデザインを例に
 12-6 デザインの連鎖
13章 コミュニティ主導による復興まちづくりの可能性
    ─釜石市鵜住居─
保井美樹
 13-1 被災地のコミュニティマネジメント
 13-2 鵜住居地区について
 13-3 鵜住居地区の地域コミュニティ
 13-4 震災後の地域コミュニティ
 13-5 鵜住居地区のコミュニティ再生
14章 まちづくり会社による復興
西郷真理子
 14-1 地域の文化に根ざしたまちづくり
 14-2 実現のプロセス
 14-3 まちづくり会社の意味
 14-4 コンパクトシティの実現
 14-5 3ポイント・アプローチ
 14-6 石巻まちなか移転プロジェクト
 14-7 プロジェクト推進ファンドの創設
15章 創造的復興まちづくりを加速させる仕組み
    ─国の基幹事業から地域カスタマイズ型復興事業へ─
松本 昭
 15-1 「防潮堤」と「まちなか復興」の関係
 15-2 復興まちづくり協議会
 15-3 復興交付金事業調整委員会の提案
 15-4 地域カスタマイズ型復興事業
 15-5 被災住民や被災事業者が自ら申請できる復興交付金制度へ
V編 復興まちづくりの現場から
16章 岩沼市の復興まちづくり
井口経明
 16-1 「健幸」先進都市、岩沼市
 16-2 東日本大震災発生直後の様子
 16-3 復旧・復興へのステップ、見えた課題
 16-4 想像力と創造力を駆使して復興へ
17章 石巻市の復興計画と課題
亀山 紘
 17-1 被災とその影響
 17-2 東日本大震災の教訓
 17-3 被災地が抱える課題
 17-4 エコ・セーフティタウン構想
 17-5 マリンバイオマスタウン構想
18章 “海と生きる”
    ─わが気仙沼の復興まちづくり─
菅原 茂
 18-1 わがまちの被災の実態
 18-2 復興計画作成
 18-3 復興事業の基本的課題
 18-4 復興事業の個別課題
 18-5 新しい日本を切り開く創造的復興
19章 陸前高田市における復興まちづくり
    ─世界に誇れる美しいまちに─
戸羽 太
 19-1 被災状況
 19-2 復興現場から見た政府
 19-3 復興最前線
20章 釜石市の復興まちづくり
    ─撓まず屈せず─
野田武則
 20-1 被災から仮設、がれき処理へ
 20-2 アンケートから見る防災体制の反省・教訓
 20-3 復興まちづくり基本計画
 20-4 地区別復興土地利用計画と今後のまちづくり
 20-5 釜石市環境未来都市構想
おわりに
索引
シリーズ刊行にあたって



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