HP内の目次へ・検索もできます! 2013年1月改定『建築工事標準仕様書・同解説 JASS 10』-プレキャスト鉄筋コンクリート工事-

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻9832号 2013年1月26日

2013年1月改定
『建築工事標準仕様書・同解説 JASS 10』
-プレキャスト鉄筋コンクリート工事-

編集・発行:日本建築学会
発売:丸善
定価:4,620円(本体4,400円+税5%)
B5・346p
978-4-8189-1540-4

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JASS 10プレキャスト鉄筋コンクリート工事改定の趣旨 2013年1月改定
JASS 10は1965年に制定され,その後1972年,1978年,1991年および2003年の4回にわたって改定がなされてきた。制定当初は主として中・低層の壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造を対象に工事仕様書と部材の製造基準の2編構成になっていたが,1991年の改定でそれらが一本化され,工程順に再構成された。また,プレキャスト工法の発展に伴って,中・低層の壁式プレキャスト工法だけでなく鉄骨を用いた高層プレキャスト工法,壁式ラーメンプレキャスト工法,ラーメンプレキャスト工法などが出現し,2003年にはこれら架構式プレキャスト工法も対象にした改定が行われた。
近年,建築物に使用されるコンクリートが高強度化されるに伴ってプレキャスト鉄筋コンクリートに使用されるコンクリートにも高強度化の傾向が見られ,さらにこの数年の間に本会の「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」および「建築工事標準仕様書・同解説JASS 5鉄筋コンクリート工事」の改定,「高強度コンクリート施工指針(案)・同解説」など関連指針の制定・改定ならびにコンクリート関連JIS の改正などが行われ,それらとの整合を図る必要が生じてきた。このような情勢を踏まえ,材料施工委員会では2009年にJASS 10改定小委員会を設置し,現行JASS 10の見直しを行い,最近の高強度化・高品質化の傾向に関する調査・研究の成果を盛り込んで改定することとした。今回の主な改定点を以下に示す。
(1) 本仕様書が主要な対象とするプレキャスト工法は,前回の改定時と同様に,壁式プレキャスト鉄筋コンクリート工法,ラーメンプレキャスト鉄筋コンクリート工法,壁式ラーメン鉄筋プレキャストコンクリート工法およびプレキャスト鉄骨鉄筋コンクリート工法であるが,これを適用範囲に明記するとともに,工法の概要を用語に示した。
(2) 施工計画書の作成や施工管理は旧版では4節にあったが,一般事項的な記述内容であるので1節「総則」に移した。
(3) 1節「総則」に用語を新設し,各種のプレキャスト工法,強度管理のための供試体の各種養生方法などを定義した。
(4) 計画供用期間の級に,計画供用期間としておよそ200年を想定する超長期級を設けた。
(5) 旧版では2節「構造体の要求性能」および3節「部材・接合部および現場打ちコンクリート部材の性能および品質」の両方に記載されていたかぶり厚さの規定を,3節「プレキャスト部材・接合部および現場打ちコンクリート部材の性能および品質」でプレキャスト部材および現場打ちコンクリート部材別にまとめた。
(6) プレキャスト鉄筋コンクリート造建築物を構成するプレキャスト部材,接合部および現場打ちコンクリート部材のうち,接合部に用いる材料を,接合部コンクリート,狭小部充填コンクリート,敷モルタル,充填モルタル,目地部等グラウトおよび鉄筋継手グラウトに分類・整理し,各々の性能および品質を明記した。
(7) プレキャスト部材に用いるコンクリートの調合の定め方において,従来と同様の方法による場合,高強度コンクリートや柱部材のようにプレキャスト部材同一養生した供試体の圧縮強度がプレキャスト部材コンクリートの圧縮強度と同等とみなせない場合,および加熱養生を行わない場合に分けて規定した。
(8) プレキャスト部材の製造において,耐久性確保の観点から脱型後の湿潤養生について規定した。
(9) 旧版では,8節「部材の貯蔵・出荷」,9節「部材の運搬および受入れ」となっていたが,受入れから工事現場の業務になるので,7節「プレキャスト部材の貯蔵・出荷・運搬」,8節「プレキャスト部材の受入れ・仮置き」とした。
(10) 10節「プレキャスト部材の接合」では,鉄筋および鋼材の接合のほか,接合部に用いる料別に工事の仕様を規定した。
(11) 品質管理および検査において,プレキャスト部材コンクリートの脱型時,出荷日および品質基準強度に対する圧縮強度の判定基準を供試体の種類ごとに規定した。
2013年1月[日本建築学会材料施工委員会,JASS 10改定小委員会]
[目次]
1節総則本文解説
2節構造体の要求性能
3節プレキャスト部材・接合部および現場打ちコンクリート部材の性能および品質
4節材料および部品
5節プレキャスト部材に用いるコンクリートの調合
6節プレキャスト部材の製造
7節プレキャスト部材の貯蔵・出荷・運搬
8節プレキャスト部材の受入れ・仮置き
9節プレキャスト部材の組立て
10節プレキャスト部材の接合
11節現場打ちコンクリート部分の施工
12節接合部の防水
13節品質管理および検査
14節特記
付録
付1 JASS 10T-501 敷モルタルの施工軟度試験方法
付2 JASS 10T-601 敷モルタルの圧縮強度試験方法
付3 JASS 10M-801 テープ状シール材の品質基準
付4 JASS 10M-802 液状シール材の品質基準
付5 JASS 10M-803 防水用グラスシートの品質基準
付6 工場設備の管理



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