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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻10483号 2013年10月31日

『小さな矢印の群れ』
-「ミース・モデル」を超えて-


著:小嶋一浩
発行:TOTO出版
定価:(本体1,400円+税)
四六・196p・ソフトカバー
978-4-88706-339-6

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「開いた場」的モデルを展開する思考と実践。
小嶋 一浩氏 初の書き下ろし著作!
地域性に関わらずどこでも成立し、量産されている20世紀の箱型建築、「ミース・モデル※」ではなく、空気、光、人などの流れを「小さな矢印の群れ」としてとらえ、それらが活き活きと流動する「開いた場」的モデルへの思考と実践を、小嶋氏の作品を通して紹介。
密閉することで建築を外部から独立させるのではなく、外部空間の快適な状態へ建築をすべり込ませ、雑木林の中を散策するような空間の実現へ向けた、小嶋氏の意志がつづられている。
※「ミース・モデル」とは近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエが提唱・実現させたガラスのスカイスクレーパーのことを指す。このミースが提唱したガラスのスカイスクレーパーは、その後モダニズム建築を牽引するビルディングタイプとなり、世界中に同様な建築が大量に建設された。小嶋氏は、ミース型の閉じたガラスの箱(完全空調)のような、地域性と遮断されても成立する建物のことを「ミース・モデル」と称している。
[小嶋一浩(こじま かずひろ)プロフィール]
1958年生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程を経て、同大学博士課程在籍中の1986年にシーラカンス(1998年シーラカンスアンドアソシエイツ、2005年よりCAtに改組)を共同設立。
東京大学助手を経て、1994年〜2004年東京理科大学助教授、〜2011年教授ののち、2011年より横浜国立大学大学院/建築都市スクール Y-GSA教授。
主な受賞に、1997年日本建築学会賞「千葉市立打瀬小学校」、2003年日本建築学会作品選奨「宮城県迫桜高校」・2004年「ビッグハート出雲」・2009年「千葉市立美浜打瀬小学校」など、2009年Global Holcim Awards Silver 「Ho Chi Minh City University of Architecture」、2011年AACA賞「宇土市立宇土小学校」など多数。



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