HP内の目次へ・検索もできます! 『BRUTUS 2013/8/1 no.760』-日本美術 総まとめ。-

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻10318号 2013年8月3日

『BRUTUS 2013/8/1 no.760』
-日本美術 総まとめ。-

発行・編集:マガジンハウス
定価:630円(本体600円+税5%)

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縄文時代から明治時代までの、国宝138件、重要文化財884件、収蔵総数およそ11万6千件(寄託品を含む)。トーハクこと東京国立博物館の平常展(総合文化展)では、この数の収蔵品が年間300回も入れ替えられながら展示されています。
「用の美」が際立つ弥生時代、和様の文化が育ち始めた室町時代、西洋美術とのせめぎあいを繰り広げる明治時代。トーハクに行って国宝重文の数々を眺めれば、日本美術の全時代、全方位が見えるのです。分かるんです。
山口晃さんの書き下ろし作品が表紙を飾る今号では、各時代のトーハク収蔵品から数点を選びながら、日本美術総まとめをしてみました。その時代の背景を読むことで、日本美術への理解も味わいもより一層深くなっていきます。 さらに、ブルータスは「書いてみること」も勧めます。現在、東京国立博物館で開催中の特別展『和様の書』で展示されている作品は、解説だけではなく“練習”ページも設けました。書くことで日本美術を感じてください。糸井重里さんも「書」を観て、書きました。
1冊を読み終える頃には、“本物”を見てみたい気持ちがムクムクと湧き上っていることでしょう。迷うことはありません、東京国立博物館へ足を運んでください。展示を見ていると、今度は今号を読み込んでみたくなるはずです。こうして、アートラバーへの道を歩んで行くのもいいかも知れません。
[目次]
features
018 東京国立博物館(トーハク)に行けば、ぜんぶわかる!
日本美術総まとめ。
020 縄文時代 縄文は爆発だ!
022 弥生・古墳時代 用の美で行こう。
024 飛鳥・奈良時代 仏教が来た!
028 平安時代 不安時代。
032 鎌倉・南北朝時代 人間だもの。
036 室町時代 「日本」が始まる。
040 安土桃山時代 黄金時代。
044 江戸時代 みんなの美術。
048 明治時代 迷える近代。
050 世紀の日本美術贋作事件簿。
054 糸井重里、「書」を観る。
055 Book in Book
ブルータスの美文字練習帖
書いて楽しむ「和様の書」。
073 糸井重里、「書」を書く。
074 東博に行け!
建築/国宝/展示/仕事
082 日本美術を買う。
088 日本美術×現代アート
年表で見る美術遺産の継承と展開。
regulars
009 Et tu, Brute??「アシュトン・カッチャー」ほか
095 Brutus Best Bets? 新製品、ニューオープン情報
102 人間関係 479 写真/篠山紀信『鶯谷宇宙』渡辺 新、ANRI、平岩伴海、よ〜かんちゃん
105 クルマのある風景 58 「ランボルギーニ ガヤルド?LP?560-4スパイダー」(撮影/鈴木 心)
111 BRUTUSCOPE 「谷川俊太郎」ほか
120 BRUT@STYLE 299 木漏れ日。
124 グルマン温故知新 391 Chinois(シノワ)歩歩路(プープールー)/シードラゴン
126 みやげもん 165 とらへい馬/次号予告
106 BRUTUS BACK ISSUES/定期購読募集
【SPECIAL CONTENTS】
この書、誰の書?
現在、東京国立博物館で開催中の特別展『和様の書』。日本人の美意識が詰め込まれた書の魅力が味わえます。展示作品を紹介する本誌より「天下人の書」をクローズアップ。下の書は誰によって書かれたものでしょう? 本誌では、“美文字”作品をより味わうために書き方の練習帖も付いてます。
From Editors 1
国宝ミーハーなので、東博にある国宝全138件(寄託品を含む)の鑑賞チェックリストも作ってみました。でも、予想以上に校正が大変で、自分ではもう二度と見たくないほど(笑)。鑑賞のお伴にしてあげてください。
東博の平常展をナメんなよ!?
日本人の美術展好きは、世界的に見てもかなり高いレベルにあるそうです。話題の展覧会になると、来館者数ウン十万人。ひとつの目玉作品を観るために長蛇の列なんていう風景は、けっこうよくありますよね。
ただこれは、期間限定の特別展の話。いつ行っても観られる平常展は、週末でもゆっくり観られて、“穴場”的なことになってたりもして…。それは、日本の美術館を代表する東京国立博物館でも同じことが言えます。実際、東博で開催される特別展には行ったことがあっても、平常展は観たことがないという人も多いのでは?
しかし、収蔵件数11万超、国宝重文オンパレードの東博の真髄を味わえるのは、やはり平常展なのです。今回の特集「日本美術総まとめ」は、縄文から現代まで、日本美術を通史でひとつかみにするというテーマの裏に、東博平常展を再評価!の気持ちを潜ませています。なので、誌面で通史を俯瞰する掲載作品はすべて東博所蔵品。本誌を読んで予習が終わったら、「東博に行けば、ぜんぶわかる!」を合言葉に、ぜひ上野に足を運んで、そのスペクタクルを体感してもらえればと思います。
●中西 剛(本誌担当編集)
From Editors 2
スケッチ段階でもイケメンの永徳。絵の具を引っ掛けられた弟子の顔が山口さんの自画像だといいなあ、と思ってました。
「日本美術総まとめ」の
表紙ができるまで。
表紙をどうするかは毎回悩みどころですが、今回は現代美術作家の山口晃さんに登場いただきました。打ち合わせでこちらの要望やイメージをお話していくと、山口さんは「ふんふん」と頷きながら手元の白い紙(A4コピー用紙)にどんどん鉛筆を走らせていきます。「東京国立博物館の所蔵品を画中画で。もちろん描いてる絵師も」「《松林図屏風》はモノクロで地味だからやめましょう。金碧金碧」「となると狩野永徳の《檜図屏風》かなあ」。……まったく勝手放題の編集者(自分)です。
この時は延々大河ドラマ風に狩野派サーガを話し続けてしまったので、13代将軍足利義輝に謁見する狩野元信とその孫永徳とか、永徳のお絵描きを見守る祖父元信とか、レアな場面もたくさん描いていただきましたが、ご覧のとおり、最初に「こんな感じ?」と一気に描いた永徳×《檜図屏風》の絵がほぼそのまま表紙になりました。
本来、永徳がその死の数か月前に描いた絵なので、「過労永徳」状態だったはず。がしかし、表紙ではクワッと目を見開いて筆を一閃(弟子の顔面にスプラッシュ!)、舞台で見得を切る歌舞伎役者のようなイケメン永徳になりました。
● 橋本麻里(本誌担当編集・ライター)
NEXT ISSUE : No. 761 |8月16日 発売
新しいふるさとを見つける旅へ。日本には184の村があります。平成の大合併を受け、村の数は15年で3分の1に減りました。村として生き残ることを選んだ地を訪れると、隣人と手を取り合い、従来の観光資源に頼らない魅力的な村づくりに励んでいたのです。次号は「美しき村へ」。南阿蘇村、大蔵村、上小阿仁村、十津川村……、名前は全国区じゃないけれど、“なにもない”から美しい、小さくて強い村へ。



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