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竹中道具館巡回展 『数寄屋大工』 -美を創造する匠-  参考図書

京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻9578号 2012年10月6日

『数寄の匠 技を語る』


日時:2012年10月21日(日)14:00─16:30

場所:ラッセホール大会場
〒650-0004 神戸市中央区中山手通4-10-8
TEL:078-291-1117 FAX:078-291-0333

入場料:無料
定員:先着250名(申込不要)

講師・司会:
 中村昌生(京都工芸繊維大学名誉教授)
語り手:
 齋藤光義(安井杢工務店・数寄屋大工棟梁)
 佐藤嘉一郎(佐藤左官工業所・左官職人)
 中川典子(千本銘木商会・銘木師)

主催:(財)竹中大工道具館
日本人の繊細な美意識が詰め込まれた数寄屋建築。それを実現する職人たちもまた独特の知恵と技を備えています。今年の講演会は「数寄屋大工」展の開催を記念して、中村昌生先生を司会に本場・京都の大工、左官、銘木師の第一人者をお迎えして、守り継がれてきた伝統の美意識と技について語っていただきます。
講師プロフィール



中村昌生


1927年生まれ。京都工芸繊維大学名誉教授。長年にわたり、茶室や数寄屋建築の研究・創作を続ける。また?京都伝統建築技術協会の設立に携わり理事長を務める。著書に『茶の建築』、『京の町屋』、『茶匠と建築』、『数寄屋古典集成』など。
齋藤光義
1951年、京都府生まれ。数寄屋大工棟梁。1972年、京都専修職業訓練校卒業。
1973年、安井杢工務店に入社。1985年、同社職長(棟梁)となる。工事経歴:宇治市営茶室[対鳳庵]新築、中央工学校南ヶ丘倶楽部茶室新築、駿府公園茶室新築、京都迎賓館和会食棟など多数。

佐藤嘉一郎
1921年、佐藤左官の三代目として京都府に生まれる。数寄屋・土蔵の左官仕事に従事。
京都左官工業組合副理事長、京都左官職業訓練校校長、京町家作事組理事を歴任。
著書に『土壁・左官の仕事と技術』(共著)、『日本の壁-鏝は生きている』(共著)、『日本庭園鑑賞便覧-全国庭園ガイドブック』(京都林泉協会編著)など。

中川典子
1970年、京都市生まれ。千本銘木商会常務取締役。茶道美術出版社に勤務後、女性では珍しい銘木師の修行を経て、創業290余年の材木商「酢屋」を継ぐ。現在は文化財用銘木の納入、京町家の再生、床の間、家具づくりなどに従事。IWA木材アドバイザー。京都新聞社の連載、NHK文化講座「木林学のススメ」などを通じて、木のある暮らしの豊かさを多くの人々に伝えている。

お問合せ先:(財)竹中大工道具館 TEL:078-242-0216



DAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533