HP内の目次へ・検索もできます! 『カルペ・ディエム』 -花として今日を生きる-

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻9304号 2012年6月18日

『カルペ・ディエム』
-花として今日を生きる-


日時:2012年6月30日(土)〜9月23日(日)
 10:00─17:30(入場17:00)

休館日: 毎週月曜日(但し7月16日、8月13日、
 9月17日は開館)
場所:豊田市美術館
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
  TEL:0565-34-6610
観覧料:
  一般1,000円(800円)
 高校・大学生800円(600円)
 中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金/
 市内高校生、障がい者及び市内75歳以上は
 無料(要証明)
主催: 豊田市美術館、日本経済新聞社、
 テレビ朝日、テレビ愛知
協力: アーサー・サンダーソン&サンズ社、
 小原観光協会、
株式会社JVCケンウッド、株式会社花ごころ、
 株式会社ミネルバ、昭和理化、
 日本バイオ株式会社、
 マナトレーディング株式会社
私たちは時おり、明日の準備のために今日を犠牲にして過ごすことがあります。しかし、今日を深く生きなければ、明日もまた深く生きられないのは自明ともいえることです。人生の無常を伝えるローマ時代の格言、「カルペ・ディエム(今日を生きよ)」は、幸福の原点を未来に追い求めるのではなく、日々の暮らしの中に見出す言葉ともいわれます。
展覧会では、花をモティーフにした現代作家12名の絵画、写真、映像、インスタレーションなどを紹介するとともに、12名の作品に先立ち、花摘みの物語や生と死の図像を現代に伝える16世紀の版画や、ウィリアム・モリス、夏目漱石などの書籍、竹久夢二の挿絵、藤田嗣治、山本丘人らの絵画も展示します。背景に死の意識を持つことで、生の輝きを照らし出した100有余点の多彩な表現を通して、今を生きることの意義について改めて考えていただければ幸いです。
※カルペ・ディエムの「カルペ(摘め)」は、ローマ時代には花を対象に使われる言葉でした。しかし、詩人ホラティウスは、花の代わりに'今日'を意味する名詞「ディエム」を詩に用いました。このことからホラティウスは、'今日'という日を花摘みに例え、その限りある時間を有意義に生きよ、と伝えたかったといわれています。
[現代作家]
荒木経惟 イケムラレイコ 伊島 薫 河原温 鬼頭健吾 栗田宏一 福田美蘭 福永恵美 中川幸夫
 宮島達男 渡辺 豪 ノット・ヴィタル
[関連イベント]
■講演会
「空のうえの顔に触れる:時のなかのイメージ」 」

木俣元一 (美術史家、名古屋大学大学院教授)
日時:2012年6月30日(土) 14:00─15:30
「死を想う ゆえに我あり」
坪井秀人(文学史家、名古屋大学大学院教授)
日時:2012年8月5日(日) 14:00─15:30
■学芸員によるスライド・レクチャー
日時:2012年7月15日(日) 14:00─15:30
※いずれも豊田市美術館1階講堂において/当日正午から1階チケットカウンターで整理券を配布します
(定員172席)
■ギャラリートーク・学芸員によるギャラリートーク
日時:2012年7月21日(土)、8月18日(土)、9月1日(土)、9月15日(土) 14:00─
作品ガイドボランティアによるギャラリーツアー
木曜日を除く毎日14:00から (関連事業開催日は11:00から)
※いずれも1階チケットカンター前にお集まりください。
■ワークショップ・宮島達男の「ぐっとくる話」中部大会
日時:2012年9月22日(土・祝) 14:00─15:30
場所:美術館1階講堂
※宮島達男が提唱するアート・コンセプト「Art in You」を体現するワークショップ・イベント
あなたの“ぐっとくる“ものの画像と、なぜそれがあなたにとって“ぐっとくる”のか?を400字の文章にして、メールもしくは郵送にてお送りください。メールの場合は、件名に「『ぐっとくる話』係り宛」とお入れください。
〒471-0034 愛知県豊田市小阪本町8丁目5番地1
豊田市美術館『ぐっとくる話』係り宛(2012年9月10日締め切り)『ぐっとくる話』係り宛

*当日参加可能な方のみ応募してください。
お送りいただいた画像と文章は、すべて宮島達男が事前に読みます。ワークショップ当日、ご自身の“ぐっとくるもの”を持参してください。宮島達男が発表者を指名します。指名された方は、参加者の前で持参した“ぐっとくる”ものについて熱く語っていただきます。それを受けて、参加者全員で語り合いましょう。
最後に宮島達男が一番“ぐっときた”話に「ぐっとくる大賞」を授与します。副賞としてこのワークショップのために制作された宮島作品をプレゼント!ワークショップはどなたでも参加できます。
当日の聴講のみの参加も可能です。
あなたが選ぶ「最期の風景」
展覧会期中いつでも
※伊島薫さんの出展作〈最後に見た風景〉シリーズに関連して、あなたが理想とする、あなた自身の最期の風景をイメージしてみましょう。展覧会の最後のコーナーでどなたでも参加できます。
■コンサート・Time Release
日時:2012年8月26日(日) 13:00‐13:30
美術館1階講堂
日英のサウンド・アーティスト2名によるプロジェクト。美術館の中と外でレコーディングした素材でライブ・ミックスを試みます。
■花・変容
寺井尚久(作曲家、愛知県立芸術大学教授)プロデュース
日時:2012年8月26日(日) 14:00─15:00
美術館展示室他
総勢18名のフルート、アルト・サックス、キーボード奏者が、バッハと現代音楽を融合させたサウンドインスタレー ションを繰り広げます。
※上記のいずれも本展覧会観覧券が必要です。
お問合せ先:豊田市美術館
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1 TEL:0565-34-6610



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