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『東洋+西洋=伊東忠太』
―よみがえった西本願寺「伝道院」―
日時:2012年6月9日(土)~7月8日(日)
10:00─17:00(入館16:30)
休館日:6月12日・18日・19日・26日、7月3日
場所:大阪くらしの今昔館 企画展示室
〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20
住まい情報センタービル8階
大阪市立住まいのミュージアム
TEL:06-6242-1170
入館料:
企画展のみ300円
企画展+常設展 一般:800円(団体700円)
高・大生:500円(団体400円)
主催:大阪くらしの今昔館
(大阪市立住まいのミュージアム)
一般財団法人ギャラリー・エークワッド
協賛:株式会社竹中工務店
後援:大阪府建築士会、
大阪府建築士事務所協会、
日本建築家協会近畿支部、
日本建築学会近畿支部、日本建築協会 |
伊東忠太は、日本建築史を創始した日本で初めての建築史家として知られ、法隆寺が日本で現存最古の寺院建築であることを学問的に示した。また建築家であった彼は、「新しい日本の様式建築」を探求して建築進化論を唱え、東洋と西洋を折衷した独特な様式をもつ作品を建築してきた。京都に現存する西本願寺「伝道院」もその一つである。伝道院は、明治45年(1912)に真宗信徒生命保険会社の社屋として建築されたもので、西洋風の煉瓦造に和風やイスラム風などのデザインを取り入れ、東西文化が融合した伊東忠太独特の様式が採用されている。
この展覧会では、伝道院を中心に伊東忠太が手がけた建築作品を通じて、彼の建築に対する考え方や作品の魅力を紹介する。
展示概要・図面、模型、写真、実物資料、解説パネル等で建築作品を紹介
・西本願寺伝道院(明治45年・1912)京都市
・可睡斎護国塔(明治44年・1911)静岡県袋井市
・祇園閣(昭和2年・1927)京都市
・築地本願寺(昭和9年・1934)東京都 |
[関連イベント]
今回の展覧会で紹介する建築を解説付きで案内する見学会、伊東忠太の建築思想を探るシンポジウム、また西本願寺伝道院の保存修理工事に関するミニ展示会を開催します。見学会及びシンポジウムに参加を希望される方は希望イベント名、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を明記のうえ往復はがき(1通につき1名)により、または当館ホームページから申し込んでください。なお、申込多数の場合は抽選とします。
*申込先 〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 大阪くらしの今昔館
*いただいた個人情報は目的以外の用途には使用しません。
(1)見学会
西本願寺コースでは、普段は非公開の伝道院講堂での講演会の後、伝道院内部並びに国宝本願寺書院(対面所・白書院等)、特別名勝本願寺大書院庭園、名勝滴翠園(庭園内には国宝飛雲閣が建っています) を見学します。また東山コースでは、重要文化財平安神宮社殿と祇園閣を案内します。
1.西本願寺コース
日時:2012年6月16日(土) 13:00─16:30
参加費:2,000円(見学料、講師代、リーフレット代等を含みます)
内容:
◆講演会:会場・伝道院講堂
講師:石田潤一郎氏(京都工芸繊維大学教授)
◆見学会:伝道院、国宝本願寺書院(対面所・白書院等)、特別名勝本願寺大書院庭園、
名勝滴翠園(国宝飛雲閣外観)
定員:40名(申込多数のときは抽選)
締切:2012年6月2日(土)必着
お申し込み先:
2.東山コース
日時:2012年7月7日(土) 13:30─16:00
参加費:1,000円(見学料、講師代、リーフレット代等を含みます)
場所:平安神宮社殿(重要文化財)、祇園閣
説明:清水重敦氏(奈良文化財研究所景観研究室長)
定員:20名(申込多数のときは抽選)
締切:2012年6月23日(土)必着
お申し込み先:
(2)シンポジウム
テーマ:「伊東忠太が目指した日本の様式建築」
日時:2012年7月6日(金) 18:30─20:30
講師:石田潤一郎氏(京都工芸繊維大学教授)
倉方俊輔氏(大阪市立大学准教授)
二宮卓也氏(竹中工務店大阪本店設計部)他
会場:竹中工務店大阪本店 いちょうホール(御堂ビル1階)
定員:200名(申込多数のときは抽選)
参加費:無料
締切:2012年6月23日(土)必着
お申し込み先:
(3)ミニ展示会
テーマ:「甦った西本願寺・伝道院―保存修理工事の概要―」
日時:2012年年6月11日(月)~7月6日(金)(ただし、土日祝は閉館) 9:00─19:00
会場:御堂ビル(竹中工務店大阪本店)の1階エントランスのコーナー
見学料:無料(申込不要)
お申し込み先: |
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