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開館30周年記念展
『第11回村野藤吾建築設計図展』
-新出資料に見る村野藤吾の世界-
日時:2012年2月6日(月)〜2012年5月6日(日)
10:00─17:00(入館16:30)
休館日:日曜日・祝日および2月25日(土)、
3月12日(月)、3月13日(火)
※但し、2月11日(土・祝日)および4月29日(日)から
5月6日(日)の間は開館いたします。
場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
TEL:075-724-7924 FAX:075-724-7920
入場料:一般200円 大学生150円 高校生以下無料
主催:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
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京都工芸繊維大学美術工芸資料館の開館30周年を記念した連続展覧会の第三弾として第11回村野藤吾建築設計図展「新出資料に見る村野藤吾の世界」展を開催します。
村野藤吾は、1920年代から80年代にかけて活躍し、文化勲章をも受章した近代日本を代表する建築家です。京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、数万点におよぶ村野藤吾の図面資料を所蔵しており、1999年から2008年まで毎年、10回にわたって「村野藤吾建築設計図展」を開催し、図面資料を通して村野藤吾の魅力に迫って参りました。このたび、未整理状態にあった本学美術工芸資料館の資料群の中から、これまで知られていない多数の図面資料が新たに発見されました。そこで、その「新出資料」の中から、際立った特徴を持つ作品に焦点を当て、その豊かな細部や村野ならではの創造の世界に迫るべく、第11回となる村野藤吾建築設計図展を開催いたします。
「新出資料」の多くは、いわゆる戦中期に設計された、村野の中でも従来あまり知られていない時期の作品となっていますしかし、その図面からは、戦中期も精力的に仕事に取り組み、村野の特有の豊饒な世界を構想し、図面上で推敲を重ねた様子が伝わってきます。
近年、村野の作品は、国の重要文化財など文化遺産として高い評価を受け、保存活用も進められています。しかしその一方で、解体の危機に瀕している作品も複数存在します。比較的近年に造られた作品でさえ、すでに解体されてしまったものや、内部を中心に大きく改装されてオリジナルの姿を留めていないものが見受けられます。
この展覧会の開催が、村野の豊饒な作品世界についての新たな知見をもたらすよい機会となることを期待しています。 |
[関連企画・シンポジウム]
日時:2012年4月21日(土) 14:00 - 17:00
場所:京都工芸繊維大学60周年記念会館
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
参加費:無料(※第11回村野藤吾建築設計図展「新出資料に見る村野藤吾の世界」を
ご覧には別途入館料が必要です。
定員:150名(申込不要・当日先着順) |
パネリスト:
青木淳氏(建築家・青木淳建築計画事務所主宰)
清水重敦氏(建築史家・奈良文化財研究所研究員)
石田潤一郎(京都工芸繊維大学大学院教授)
司会:
松隈洋(京都工芸繊維大学美術工芸資料館教授) |
お問い合わせ先:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎御所海道町 TEL:075-724-7924 FAX:075-724-7920
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