HP内の目次へ・検索もできます! 日本建築家協会25年賞 『第10回 日本建築家協会25年賞(2010年度)受賞』
          
書籍・電子図書・吉村篤一著 『地模様としての建築』 ■電子図書・CR-ROM版『地模様としての建築』

8233号      8240号


京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻8234号 2011年6月16日

日本建築家協会25年賞
『第10回 日本建築家協会25年賞(2010年度)受賞』
  
(株)大龍堂書店
設計者:吉村篤一 (株)建築環境研究所
建築主:山岸豊
施工者:(株)熊倉工務店
竣工年:1982年3月
所在地:京都府京都市
講評:
京の町家のリノベーションで、その雰囲気も確かに感じられるけれど、実は新たな設計デザインによって成立している建築だ。正面に組まれた門型のH型鋼がエントランスの枠組みとなり、朱色のやや広めの格子状の扉が正面のイメージを支配、明らかに古い町家にはなかった建築構成要素によってこの建築は成立している。
内部は墨一色。並べられた書籍と蠢く人の印象が鮮やかになる。築数十年の町家をベースにしていながら、そこに加えられたデザイン処理はリノベーション以上の創作の結果だ。数十年を超えて生き延びるデザインの意味をあらためて考えさせられる。 (審査委員:中原洋)
詳しくは:http://www.jia.or.jp/member/award/25years/2010/main.htm
今から振り返れば29年前、最初に京町家イメージ(DNA)を伝承した大龍堂書店のリノベーション(建築家・吉村篤一氏が設計)から例を挙げて説明したい。
1.H型鋼材の3枚重ね─これは京町家の直線美、陰影・奥行きを現す。
2.シンメトリーでない本べんがら塗りの蔀戸─四分六、七三に位置する町家のくぐり戸を表現する。その蔀戸の四角いモジュールは吉村篤一氏の感性の黄金分割である。施工現場で先生は等身大の図面を貼り付け、そのモジュールは決定された。(竣工の後、多くの建築家がメジャーを持って計りにきたものだ)そのとき建築デザインの面白さを教えていただいた気がした。
3.外側から見えにくく内側から見えやすい、薄いブロンズ色のウインドウガラス─正しくこれは町家格子である。
以上3点から鑑み、マテリアルを変えて表現した伝統ある京町家DNAが吉村氏のスパイスの下に再構築されているのである。
どうすればこのような技ができるかというと、それは京町衆文化の復活であり、日本伝統文化の継承である。
本屋のおっさんがsalon de TAIRYUDOで多くの方から学んだ5つに学問の薦めである。参考にして欲しい。
[本屋のおっさん 山岸豊 拝]

BOOK『地模様としての建築』の書籍は現在、品切れ・絶版だが新品10冊・サイン入りが手に入ったので10名様に(先着順)販売します。
しかし、もっと多くの人々に読んで欲しいので電子図書『地模様としての建築』のを制作しました。定価1,800円

■サイン入り図書10冊・絶版書籍
BOOK『地模様としての建築』


著:吉村篤一
発行:学芸出版社
定価:2,415円(本体2,300円+税5%)
239p19cm
978-4-7615-2193-6

★送料をお選び下さい。  ■webからご注文サイト・書名等をコピーしてペースト下さい。

 ◆簡単メールご注文(E-mail)から。
[目次]
都市と景観(町並みの論理;「地模様」としての建築―京都の仕事を通して考えたこと ほか);
住まいとインテリア(「ほんものの家」考;都市の三階建て住宅 ほか);
出会いの軌跡(吉田神楽岡町;三条通り、寺町通り界隈 ほか);
風が通る(京の町家から学ぶこと;京都人気質 ほか)

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■電子図書・CR-ROM版
『地模様としての建築』


原書編集・発行:(株)学芸出版社
著:吉村篤一
企画・販売:大龍堂書店
定価:1,800円(本体1,715円+税5%)
239p19cm

★送料をお選び下さい。  ■webからご注文サイト・書名等をコピーしてペースト下さい。

 ◆簡単メールご注文(E-mail)から。
[目次]
都市と景観(町並みの論理;「地模様」としての建築―京都の仕事を通して考えたこと ほか);
住まいとインテリア(「ほんものの家」考;都市の三階建て住宅 ほか);
出会いの軌跡(吉田神楽岡町;三条通り、寺町通り界隈 ほか);
風が通る(京の町家から学ぶこと;京都人気質 ほか)



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