HP内の目次へ・検索もできます!  『長澤英俊展』 -オーロラの向かう所-

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻6569号 2009年10月6日

『長澤英俊展』
-オーロラの向かう所-


日時:2009年10月10日(土)〜12月13日(日)
10:00〜17:00

※金曜日は19:00まで (入館は閉館の30分前)
休館日:毎週月曜日 (ただし10月12日(月・祝)、
11月23日(月・祝)は開館、10月13日(火)、
11月24日(火)は休館)
場所:国立国際美術館
〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55
TEL:06-6447-4680
観覧料一般850円(600円) 大学生450円(250円)
※本料金でコレクション展もご覧になれます。
※( )団体は20名以上
※高校生以下並びに18歳未満。
心身に障害のある方とその付添者1名。いずれの方も無料
※本展無料観覧日:
11月3日(火・祝)「文化の日」、
11月12日(木)「天皇陛下御在位20年記念」

主催:国立国際美術館、長澤英俊展実行委員会
協賛:(財)ダイキン工業現代美術振興財団
企画協力:空間造形コンサルタント
長澤英俊はイタリアを拠点に活躍する世界的な彫刻家です。1940年に旧満州(現中国東北部)で生まれた長澤は、母の故郷の埼玉県川島町で育ち県立川越高校、多摩美術大学で学びました。在学中から旅を繰り返していた長澤は、その後、1966年に日本を発って東南アジア、中近東を自転車で横断。1年後に到着したミラノにそのまま住みつき、同時代のイタリアの芸術家と交流しながら本格的な活動を始めます。
長澤は最初期にはオブジェによる観念的な作品などを制作していましたが、1970年代に入ると大理石やブロンズといった素材を用いて彫刻的な表現へと向かいます。彫刻の原点を問い直すような制作を通して、次第に長澤の独創的な手法が生み出され、豊穣なイメージと壮大な構想を感じさせる作品へと結実していきます。それらの作品はヨーロッパで高く評価されるようになり、ヴェネチア・ビエンナーレやドクメンタなどの主要な国際展でもたびたび紹介されてきました。また、近年では重力や力学の原理を応用しながら、独特な構造で成り立つ作品も手がけています。
本展は、会場の展示空間を生かして作者自身が練ったプランをもとに、1970年代以降の代表作を振り返りながら、全長18メートルにおよぶ近年の大作《オーロラの向かう所?柱の森》なども含め、代表作約20点によって展観します。長澤英俊の芸術の魅力を堪能し、その神髄に触れることのできる、またとない機会となるでしょう。
[関連イベント]
■日時:2009年10月10日(土) 14:00〜
『対談』
長澤英俊(出品作家) × 峯村敏明(美術評論家、多摩美術大学名誉教授)
司会:建畠晢(当館館長)
場所:B1階 講堂にて
聴講料:無料
定員:130名(13:45開場・先着順)

■日時:2009年12月5日(土) 14:00〜
『学芸員によるギャラリー・トーク』
場所:B3階 展示場にて
聴講料:無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)
※13:30より聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)



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