HP内の目次へ・検索もできます!  水都大阪2009開催記念事業・企画展 『水都大阪再発見』

6359号      6369号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻6364号 2009年7月19日

水都大阪2009開催記念事業・企画展
『水都大阪再発見』

日時:2009年 8月1日(土)〜11月23日(月・祝)
9:30〜17:00(入館16:30)

休館日:月曜日(9/21、10/12、11/23は開館)、
9/24(木)、10/13(火)、11/4(水)

場所:
大阪市立東洋陶磁美術館(中央公会堂前)

主催:
大阪市立東洋陶磁美術館、
大阪歴史博物館、
読売新聞大阪本社
[主な出品作品]
浪花百景「大江ばしより鍋しま風景」(歌川国員画)江戸時代後期
大阪歴史博物館(展示期間 8/1〜8/30)
浪華曾根崎図屏風「舟遊び図」江戸時代大阪歴史博物館(展示期間 9/1〜9/27)
展示点数:約30点
大阪は海や川に囲まれた地理的条件から、人々の暮らしは古来よりそれらと密接に結びついたものでした。古代大阪の名称が「難波」、「浪速」などと表わされたことからも、この土地の水との深いかかわりがうかがえます。特に江戸時代には治水・排水などの住環境の整備、交通・輸送路の確保、新地の造成などの都市開発のために、堀川の開削が盛んに行われました。その結果、市中には縦横に水路が張り巡らされ、大阪は「水の都」と呼ばれるまでになりました。なかでも、東洋陶磁美術館が位置する中之島はその中心とされ、周辺には緒藩の蔵屋敷が並び、河川には多くの船が行き交い、全国から物資が集まってたいへんな活況を呈していました。近年の調査では、それらの蔵屋敗の敷地内に、船を直接漕ぎ入れる施設があったことが確認されています。また、堂島浜では蔵屋敷の設置以前には、地釉陶器を生産する窯が投けられており、河川周辺の土地利用の多様性が明らかになっています。
本展では、「水都大阪」の中心であった中之島や大川沿いの、近世から近代にかけての景観や賑わいぶりを、大阪歴史博物館所蔵品を中心とした絵画、工芸、写真資料などにより紹介します。水都の中心地、中之島で往時の様子に思いをはせていただければ幸いです。

問い合わせ:大阪市立東洋陶磁美術館 TEL:06-6223-0055
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26(中央公会堂前)



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