京都発大龍堂:メールマガジン通巻6086号 2009年3月10日
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特別展
『千家十職×みんぱく:
茶の湯のものづくりと世界のわざ』
日時:2009年3月12日(木)〜6月2日(火)
10:00〜17:00 (入館16:30)
休館日:水曜日(ただし4月29日・5月6日は開館、
4月30日・5月7日は休館)
場所:国立民俗学博物館
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL:06-6876-2151
観覧料:一般600円(500円)
高校・大学生350円(250円)
小・中学生150円(120円)
※( )は20名以上の団体料金
毎週土曜日は、小学生・中学生・高校生は無料で観覧できます。
(ただし、自然文化園を通行して来館される場合は自然文化園の入園料が必要です。)
障害者手帳をお持ちの方は付添者1名とともに、無料で観覧できます。
常設展もご覧になれます。
無料観覧日:3月15日(日)〔万博公園ふれあいの日〕、5月5日(祝)
■施設共通入場券のご案内
国立民族学博物館
「千家十職×みんぱく茶の湯のものづくりと世界のわざ」展+大阪日本民芸館「茶と美──柳宗悦・茶を想う」展
日本庭園 に入場できます。
一般800円(700円)
高校・大学生500円(400円 小・中学生250円(200円)
2日間有効 ( )内は前売り料金 |
民博の民族資料は研究のために収集されてきました。その豊かな資料を研究や学習以外にも活用する試みとして、茶道具を歴代つくってきた千家十職が、民博所蔵の26万点にも及ぶ資料を見て選び出したものをもとに、新たに作品をつくりました。それらを、歴代の逸品や世界の諸民族の生みだした民族資料とともに展示します。
[千家十職とは]
千家十職とは、茶室で使われる道具、露地や水屋で使われる道具など、茶事全般の道具を作ってきた十の家です。そして300年から400年を超える歴史を持ち、当代で11代から17代を数えます。珍しい裏道具や歴代の逸品を通して、その仕事と歴史を示します。
[千家十職の目と手]
千家十職が長い歴史と伝統に培われてきた目で民博の収蔵資料を選びました。そして新しい作品をつくりました。十職の目と手によって選ばれ、つくられた作品で構成された世界。それは、世界の切り取り方がそれぞれに違うこと、創造の源泉が民博の資料にもあることを示す、博物館を利用する新しい試みです。
[手仕事を動詞で考える]
十職の作品も民博の資料も手を使って生みだされたものです。仕事をする手の動きを、「叩く」「塗る」などの11の動詞に代表させました。同じ動詞でも、材料や文化が異なれば、違うものが生みだされ、人間の多様性がみられます。
[関連イベント]
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問合せ先:国立民俗学博物館 TEL:06-6876-2151 |
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