HP内の目次へ・検索もできます!  第2回京都の都市景観の創生シンポジウム歴史都市・京都における景観資源の発見と創造』-景観評価システムの構築をめざして-

6064号      6066号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻6065号 2009年3月2日

日時:2009年3月8日(日)13:30〜17:00
場所:ハートピア京都
〒6040874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375番地
TEL: 075-222-1777
定員:200名(先着順)
参加費:無料
共催:京都市、(社)日本建築学会、(財)京都市景観・まちづくりセンター
(社)日本建築学会では、2007年度から京都市の委託を受けて、新景観政策の着実な推進に向け、1.歴史都市・京都の現代都市景観のあり方、2.景観評価システムのあり方について調査研究を行っています。
昨年3月には第1回シンポジウムを開催し、「日本建築学会京都の都市景観の創生特別委員会の取組」を幅広く紹介しましたが、本年度は、より実践的に問題を考えるために、「歴史都市・京都における景観資源の発見と創造〜景観評価システムの構築をめざして〜」と題する第2回シンポジウムを開催します。
 多くの景観まちづくりの現場では、歴史的景観を含む現代都市景観をどのように評価し、いかなる方向で景観を保存・再生・創造していくべきかという課題に直面しています。そこで求められる景観評価の出発点は、まちに潜む景観資源を発見し、あるいは新たな景観資源を創造することだと考えます(景観法では良好な景観を「資産」と呼んでいますが、ここではその資産を形成する手がかりとなるものを「資源」と呼びます)。今回のシンポジウムでは、歴史都市・京都の現代都市景観のあり方に焦点を結び、景観の多層性・多義性、関係性・総合性、場所性・歴史性などをふまえて、「景観資源の発見と創造」を探求し、景観の意味・価値を評価する「景観評価システム」のあり方について議論を深めていくことにします。
京都の景観問題に関心を抱く多くの方々にご参集いただき、市民・行政・企業・専門家といった立場を超えて、良好な景観の形成に役立つ景観資源や景観評価システムについて語り合いたいと思います。
◇主旨説明
 歴史都市・京都における景観資源の発見と創造
 〜景観評価システムの構築をめざして〜
         門内 輝行(京都の都市景観の創生特別委員会委員長、京都大学大学院教授)
◇京都市の取組について
 新景観政策を取り巻く動き
         高谷 基彦(京都市都市計画局景観政策課長)
◇主題解説
 良好な景観とは何か〜景観資源とまちづくり〜
         樋口 忠彦(広島工業大学教授)
 景観資源としての緑地・水系・庭の関係
         宮城 俊作(奈良女子大学教授)
 景観資源の創出としての京町家の保全再生
         寺本 健三((財)京都市景観・まちづくりセンター次長)
 景観資源としての近代京都の評価
         石田 潤一郎(京都工芸繊維大学教授)
 まちづくりにおける景観資源の抽出と景観評価
         門内 輝行(前掲)
◇コメント
 グランドデザインの視点から
         大西 國太郎(京都造形芸術大学客員教授)
 景観評価システムの視点から
         船越 徹((株)アルコム取締役会長、東京電機大学名誉教授)
◇ディスカッション
◇まとめ・挨拶
         三村 浩史((財)京都市景観・まちづくりセンター理事長、京都大学名誉教授)
 コーディネータ   
         高田 光雄(京都大学大学院教授)
                               (敬称略)
申込方法:
FAX又はE-mailにて「京都の都市景観の創生シンポジウムへの参加の旨、氏名、勤務先、所属、連絡先」を明記してお申し込みください。
※定員により参加いただけない場合のみ連絡いたします。定員に満たない場合は、当日参加も可能です。
申込先:日本建築学会事務局研究事業部(担当:川田)
FAX:03-3456-2058 E-mail:kawata@aij.or.jp
CD-ROM PDF版
『建築基準法関係条例・告示集 2008年・改訂2版-京都版-+京都市景観に関する条例等』


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