HP内の目次へ・検索もできます!  『初心者にも分かる木工機械 スタンダード木工機械教本』

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻8764号 2011年11月14日

『初心者にも分かる木工機械
スタンダード木工機械教本』


編:エルエルアイ出版マシニングコア編集部
発行:エルエルアイ出版
定価:3,150円(本体3,000円+税5%)
190p26cm
978-4-9904439-3-1

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木材加工とは、木材を「切る」「削る」「穴あけ」「研く」等の加工を組み合せて、目的とする加工物をつくりあげることである。
最初は道具を使い、手で加工する時代。木工機械が登場し、目的にあった木工機械が次々と開発されて、作業者は、どれくらい切るか、どんな形に削るかを、目と手で機械を操作して加工した。それが、コンピュータ、数値制御などのマイクロエレクトロニクスの普及によって、記憶装置にあらかじめ加工の形状、刃物のセッティングを記憶させておき、作業者はその都度“ ボタン” を押して加工形状を短時間にひきだして加工する。作業者は機械を管理することから、さらに生産全体をコンピュータに委ねるハイテク化の道を歩むことになる。人力から機械の操作、そして機械の管理と変ってきた木材加工の歴史は、同時に木材加工における近代化、合理化の歴史でもあり、労働の質の変化の歴史でもある。木工機械の発展は、木材加工の近代化、合理化の成果であるが、熟練技能者の不足、多品種少量生産への移行といった、業界がかかえている問題に大きく貢献していることも見落としてはならない。人力から木工機械への移り変わりを第一段階とすれば、昭和30 年代末から活発に行なわれた量産化に対応するための自動機、専用機の開発を第二投階であり、50 〜 60 年代は木工機械のコンピュータ化への過程である。その後も、平成7 年のPL 法を受け安全レベルが打ちたてられるなど、木工機械を取り巻く環境は時代とともに進展しつつある。
本書は、そうした様変わりしつつある木材加工業界と木材加工機械の実態をふまえ、量産化に貢献してきた自動機、専用機から来たるべき木材加工工場における機械・工具の1 つ1 つを教科書的に紹介したものである。そしてこれは、複雑・多様化する一方の木材加工機を、これから業界に入ってくる若い人達にもわかりやすく紹介した書籍がほしい、との要望のもとに編集されたものでもある。掲載機種については、まだまだ不十分であることは承知のうえだが、機種決定についてはJIS-B-0114「木材加工機械の名称に関する用語」を基礎とし、これに追加するという形式をとった。掲載機種のイラストおよび資料の提供に関し、多くの木工機械メーカーおよび担当者にご協力いただいた。
なお、本書は編者の前事業所で発行した「木工機械教本」( 日本建材新聞社刊 1996年) を下敷きにしている。元々、木材を機械加工する技術の原理を分かりやすく解説することを目的として出版されたもので、版元の倒産により絶版となっていたが、木材を素材とする機械加工技術の入門書は数少なく購読に関する問い合わせが少なくなかった。そこで木工機械教本の分かりやすさを可能な限り再現しつつも、現在も入手できる機械や統廃合した企業情報については抜本的に書き改めて出版することとなった。木材が新たな角度から資源・原料として見直される中、古くて新しい素材の木材と機械加工の接点に生まれた関心に応えることができれば幸いである。[編集部]



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