HP内の目次へ・検索もできます!  『緑の分権改革』-あるものを生かす地域力創造-

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻8691号 2011年10月21日
講演・地域力再生セミナー(京都)『緑の分権改革〜あるものを生かす地域力創造に向けて』

『緑の分権改革』
-あるものを生かす地域力創造-


著:椎川忍(総務省自治財政局長(前地域力創造審議官))
発行:学芸出版社
定価:2,415円(本体2,300円)
B5・144p
978-4-7615-2524-8

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地域、ひいては日本の再生には、政治・行政の分権化とともに、中央からの公共事業や補助金だよりといった地域のあり方も、地域にあるものを生かして自立していく「内発的発展」「地域力創造」へと変わらなければならない。その変化を政策的に後押しする「緑の分権改革」の立案と運用に深く関わった著者による初めての解説書。
[出版のご挨拶・椎川忍]
平成21年秋に当時の原口総務大臣から「緑の分権改革」を進めるようにとの指示を受けて以来、地域力創造のあり方と関連づけながら、常にこの政策の意義や推進方策について考え続けてきました。その間、個人的には、内発的発展論、森里海連環、自然との共生などを主導される多くの先生方とめぐりあい、徐々に自分の考えも確立されてきました。一方、役所の方でも、毎年予算がつくようになり、その成果がどんどん世の中に発表されるようになってきましたが、走りながら全体像を構築している面もあり、まだこの政策の意義や目標が十分に理解されているとはいえません。そのような中で、東日本大震災が起こりました。私はそんな今こそ「緑の分権改革」の基本理念、具体的取り組み、推進方策などを、できるだけ多くの皆さんに分かりやすく伝え、今後の被災地の復興、全国各地の地域再生、さらにもっと大きくいえば新しい文明の方向性について、考えていくきっかけにしていただきたいと思うようになりました。ぜひとも、ご一読いただき、皆様の地域の関係者の方々にも広くご紹介いただければ幸いです。
[推薦者]
原口一博(元総務大臣)
真の意味の地域主権改革・地域再生は、緑の分権改革を進めることにより実現する。
藻谷浩介(『デフレの正体』著者)
国からの補助金がこなければ地域はおしまいなのか? 再生のチャンスはあなたの目の前にある。
小田切徳美(明治大学教授)
地方の地域再生の「現場」。国の政策形成の「現場」。異色の「歩く中央省庁幹部」である著者は2つの「現場」の至近距離で「緑の分権改革」の理念・制度・実践を絶妙のバランスで論じる。地域再生の必読書である。
小西砂千夫(関西学院大学教授)著者は、その人柄とフットワークの軽さ、そして地域を愛する気持で、全国に広がる地域づくりを担う人々の心をつかんでいる。私も椎川シンパとして「あるものを生かす地域力創造」の教科書誕生を喜んでいる。
[目次]
はじめに
第1章 地域には「ひと」と「もの」しかない
第1節 地域活性化のバロメーター
 1 人口指標 ─人口、生産年齢人口など
 2 経済指標 ─ GDP・県民所得、1人あたりGDP・県民所得など
 3 幸福感 ─ 社会とのつながりや貢献などから生まれるもの
第2節 活性化の源泉が「地域力」
第3節 「地域力」を創造するためには
 1 地域資源の発見・発掘・再生
 2 「人間力」の涵養と発揮
第4節 「つながり力」を強化する ─「絆の再生」
 1 集落活性化のモデル「やねだん」
 2 命を救う「ふれあい囲碁」
 3 半田市における障がい者のノーマライゼーション
 4 「絆の再生の詩」
第2章 地域の「人間力」を伸ばすツボ
第1節 人材力を活性化する ─「地域づくり人」の養成
 1 「人材力活性化研究会」の取り組み
 2 全体型リーダー・分業型リーダーの育成
 3 具体的な育成カリキュラム
第2節 人材力活性化の具体的取り組み
 1 自治大学校の「地域人材養成研修」
 2 「まちづくり教育」の推進とJIAMの指導者養成セミナー
 3 「子ども農山漁村交流プロジェクト」とJIAMの臨時・緊急セミナー
 4 財団法人地域活性化センターの「全国地域リーダー養成塾」
 5 JAMP・JIAMの「地域おこし協力隊・集落支援員研修会」
第3節 交流・ネットワークを拡大する ─「助っ人」の活用
 1 「地域力創造データバンク」と「地域力創造アドバイザー」
 2 「集落支援員」や「地域おこし協力隊」
 3 地域実践活動による教育・研究活動を行う大学コンソーシアム
 4 「JOIN」などの移住交流施策
第4節 ネットワークによる外部人材呼び込みの成功例
 1 高知県方式の人の輪(和)づくり ─県庁マンの「駐在さん」が大活躍
 2 長野県木島平村の「農村文明塾」 ─芳川村長の熱意がそうそうたるメンバーを呼び込む
 3 TOSSと「ふれあい囲碁」 ─偶然のマッチングから始まったコラボレーション
第3章 「緑の分権改革」こそ地域力創造のカギ
第1節 地域主権型社会を実現する「緑の分権改革」
第2節 地域再生の決め手 ─震災復興にも通じる視点
第3節 基本理念 ─トリクルダウンからファウンテンモデルへ
第4節 手法 ─補助金行政ではなく規制ミックスの改革
第5節 「緑の分権改革」を考えるキーワード
 1 「緑の分権改革推進会議」における主な意見
 2 福武總一郎氏の意見 ─あるものを活かしてないものを創る
 3 「緑の分権改革」と親和的なキーワードと対立的なキーワード
第4章 地域の先駆的取り組み
第1節 岩手県葛巻町─北緯40度、ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち
第2節 長野県飯田市─「環境モデル都市」と「定住自立圏」中心市として発展するまち
第3節 滋賀県東近江市─市民出資の太陽光発電、菜の花エコプロジェクト、人の輪(和)づくり
第4節 徳島県上勝町 ─「葉っぱビジネス」と「美しいニッポンの村・サステナブルビレッジ」
第5章 これまでの国の取り組み
第1節 推進体制と政策体系
第2節 再生可能エネルギーへの取り組み ─平成21年度第2次補正
 1 高知県企業局 ─太陽光発電・小水力発電
 2 北海道下川町 ─バイオマス・カーボンオフセット
 3 鹿児島県屋久島町 ─地熱発電
 4 銚子市 ─総合的取り組み
第3節 総合的・複合的取り組みの推進 ─平成22年度「緑の分権改革調査事業」
 1 北海道中頓別町 ─自然環境・農産物などの地域資源を丸ごとビジネス化
 2 山形県鶴岡市 ─地域内連携による観光と農林業の振興・森林文化都市の創造
 3 山形県上山市 ─歴史的町並みを生かした地域づくり
 4 岡山県瀬戸内市 ─自転車を活用したbike bizの実現
 5 京都府和束町 ─お茶を核とした小さな農業・林業・観光と資源循環による定住自立の実現
 6 香川県土庄町 ─アートと再生エネルギーと絆の再生による創富力向上
第4節 「緑の分権改革推進会議」と四つの分科会
 1 四つの分科会のねらい
 2 第1分科会 ─モデルとなる取り組みの整理
 3 第2分科会 ─経済効果の定量的分析
 4 第3分科会 ─ICTの利活用
 5 第4分科会 ─再生可能エネルギーを活用した地域活性化事業化ガイドライン
第5節 制度的課題と解決方策の検討・提言へ ─平成23年度における「改革モデル実証調査」
 1 再生可能エネルギー関係
 2 農林水産業・食品関係
 3 文化・観光・地域間交流関係
第6章 私の提唱する具体例
第1節 土地・水・太陽を生かす
 1 再生可能エネルギー電気の全量固定価格買取制度
 2 「森里海連環」
 3 水ビジネス
 4 森林と林業の再生
第2節 第1次産業の活性化と高付加価値化
 1 農業再生と6次産業化
 2 資源管理型漁業と6次産業化
 3 地産地消と食料自給
第3節 歴史・伝統・文化・地場産業を生かす
 1 地域づくり型観光 ─地域旅
 2 古民家再生や町並み保存
 3 酒づくり
第4節 人材を生かす ─高等教育のあり方
第5節 地域内の経済循環を高める
 1 地産地消や地域通貨
 2 資本循環 ─地域ファンド
第7章 「緑の分権改革」理想郷
 参考文献
 おわりに



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