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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻8571号 2011年9月22日

『設計の設計』

著:柄沢祐輔、田中浩也、藤村龍至、
ドミニク・チェン、松川昌平
発行:INAX出版
定価:2,310円(本体2,200円+税5%)
A5・320p
978-4-87275-170-3

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モダニズムを支えた規範的社会制度が崩壊し、微細な差異の集積としてのポストモダニズムが称揚され、思想や建築として体現された20世紀末。さらに「建築」が「アーキテクチャ」、「都市」が「グローバル・シティ」へと変質していくなかで、新たなプラットフォームづくりを急ぐ2000年代を過ごした私たちは、コンピュータをはじめ、いまや実装可能、実現可能になりつつあるさまざまなツールを用い、行動やプロセスのなかで、建築、空間、情報環境を設計し、人と社会の関係を設計しなおす試みを絶えず行なっている。
こうした現在の試みは、同じく社会の更新期であった1960年代の「世界デザイン会議」や「メタボリズム」運動が、国際的な支持を受けつつ、工業化社会にあって技術的に昇華されなかったヴィジョンをいよいよ実現化していくプロセス、あるいは70年代の分野横断的な「一般設計学」が問うた、「あらゆる設計に共通するフレームワーク」を実現可能にしていくプロセスととらえることができるのではないだろうか。
本書は、建築、技術開発、情報工学のイノベーターである若き5人が、過去のさまざまな成果のうえに立って、建築、空間、情報環境のまったく新しいパラダイムを立ち上げ、これからの時代の「設計の設計」のヴィジョンと実践を示す。
2010年末より半年間、「10+1 web site」で行なった好評連載「10+1 SCHOOL〈建築・都市・情報〉制作の方法」を大きく改稿、構成を更新して書籍化。
[目次]
今始まる「設計の設計」─005
柄沢祐輔
非線形のフォームと新しい空間の表象──ネットワーク的な建築をめざして─019
第1・2回──20世紀初頭の空間概念の変動による近代芸術・近代建築運動の勃興─020
第3・4回──「瀋陽市方城地区計画(Shenyang Fangcheng Project)」の実践─037
実践にむかって─045
田中浩也
アーキテクチュラル・コーディング──計算、造形、工作─053
第0回──コーディングとデザイン─054
第1回──パラメトリック・モデリングとゲーテ──型と派生の思考をめぐって─068
第2回──デザインの民主化/オープンソース化─079
第3回──デジタル・ファブリケーションとデジタル・マテリアリティ─093
実践にむかって─103
藤村龍至
批判的工学主義から「設計」を考える──建築的思考と情報的思考の関わりから─111
第1回──「設計」をめぐる3つの問い─112
第2回──「超線形設計プロセス論」─130
第3回──「超線形設計プロセス論」の批判的検討─143
第4回──「超線形設計プロセス論」の応用──教育とコラボレーションの方法論として─150
実践にむかって─163
ドミニク・チェン
プロクロノロジカル・デザインに向けて──情報の相同と継承の設計─171
第1回──問題提起──創造の連帯のために─172
第2回──人工物の生態系─179
第3回──継承・相同系と記憶・模倣系─187
第4回──情報の生態学的な相同と継承─193
実践にむかって─205
松川昌平
設計プロセス進化論──Algorism──建築の計算(不)可能性─213
第1回──設計プロセスの進化論的枠組み─214
第2回──モダニズム以前の設計プロセス─228
第3回──ポストモダニズム以降の設計プロセス─238
第4回──アルゴリズムを用いた設計プロセス─253
第5回──Algorism──建築の計算(不)可能性─265
実践にむかって─279
「設計の設計」のこれからを考える─287
著者略歴─318



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