HP内の目次へ・検索もできます!  『近代日本と地域振興』 -京都府の近代-

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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻8558号 2011年9月19日

『近代日本と地域振興』
-京都府の近代-


著:高久嶺之介
発行:思文閣出版
定価:6,825円(本体6,500円+税5%)
A5・364p
978-4-7842-1570-6

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本書は、近代日本の地域社会の姿を、京都府下における、明治前期の京都宮津間車道の開鑿・明治前期〜中期にかけての琵琶湖疏水と鴨川運河の開鑿・明治初期〜昭和の敗戦直後までの天橋立の保存とその振興・明治初期〜昭和の敗戦直後にかけての童仙房村の開拓、という特定のテーマを取り上げ、地域振興の視点から考察する。またその地域社会における様々な要求の噴出や地域改善の動きを、著者自身によるフィールドワークの成果も取り入れながら、交通体系の変化・新技術と議会の導入・地域の人々の活動の問題等を踏まえ、政治行政史と社会史を組み合わせてつぶさに描出。
[目次]
序章 本書で何を明らかにするのか
第1章 車道時代の到来―京都宮津間車道開鑿工事―
  1 明治前期の国と京都府の道路政策
  2 京都宮津間車道開鑿以前の丹波・丹後への道
  3 車道開鑿工事の契機と当初の計画
  4 道幅の設定
  5 道路路線をめぐる争い
  6 開鑿工事の進捗状況
  7 栗田峠の開鑿
  8 開鑿工事にかかわる諸問題
  9 車道のその後
 〔補論〕区町村土木補助費による道路開鑿
  1 区町村土木補助費の府会での論議
  2 区町村土木補助費施行の事例―伊賀街道新道―
第2章 琵琶湖疏水工事の時代
  1 琵琶湖疏水開通のイベントとジャーナリズム
  2 水力電気利用問題
  3 鴨川運河問題
  4 背景と北垣の行政
第3章 天橋立の近代―景観保存と地域振興―
 1 天橋立国有林時代
  2 天橋立公園の成立
  3 与謝郡立公園としての大正期の天橋立
  4 府立公園としての昭和戦前期の天橋立
  5 敗戦直後の天橋立
第4章 開拓村の近代―京都府相楽郡童仙房村の軌跡―
  1 童仙房の自然と今
  2 童仙房開拓の開始
  3 童仙房村の成立と童仙房支庁の創設
  4 村誕生後の童仙房
  5 紛争と歎願、そして童仙房支庁の廃止
  6 明治中後期から大正期の童仙房の概観
  7 小学校の維持
  8 官有山林払い下げの請願
  9 昭和戦前期の童仙房
  10 昭和戦後の童仙房
おわりに−童仙房開拓百年−
あとがき/索引(人名・事項)
[編著者紹介]高久嶺之介・たかく れいのすけ
1947年秋田県生まれ。
1976年同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学, 同年同志社大学人文科学研究所助手,その後教授。
2007年より京都橘大学文学部教授, 現在にいたる。
主要著書に『近代日本の地域社会と名望家』(柏書房, 1997年),『北垣国道日記「塵海」』(共編著, 思文閣出版, 2010年)など。



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