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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻8472号 2011年8月27日

■『Excelで学ぶ地震リスク評価』

編:日本建築学会
発行:技報堂出版
定価:2,100円(本体2,000円+税5%)
95p21cm
978-4-7655-2552-7

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「リスク」の視点とは,起こりうるさまざまな事象について,その大きさと可能性を評価し,安全性を連続的かつ合理的に取り扱うこと。本書では,建築リスクのひとつである地震リスクについて,建築に係わる技術者や学生の皆さんがいくつかの例題をExcelを使って解くことで,実際にリスクを評価する具体的な手順を学ぶことができる。
※好評書籍『事例に学ぶ建築リスク入門』の続編。
[目次]
はしがき
第1章 はじめに
 1.1 リスクとはなにか
 1.2 本書の使い方と構成
第2章 リスクの視点と建築リスク評価のための基礎理論
 2.1 建設工事と天候リスク
 2.2 大学受験戦略と浪人リスク
 2.3 統計データの利用
第3章 将来発生する地震による揺れの評価方法
 3.1 地震ハザード曲線評価
 3.2 活断層の情報を考慮したハザード曲線
 3.3 地震情報の収集
第4章 フラジリティと損傷度の評価
 4.1 フラジリティ曲線
 4.2 過去の被害データから統計的に求める方法
 4.3 シミュレーション結果から統計的に求める方法
 4.4 損失率曲線
 4.5 損傷度曲線
第5章 リスクの評価の実践と地震リスクマネジメント
 5.1 演習のためのシナリオの設定
 5.2 任意の基準期間における地震ハザード曲線の評価
 5.3 損傷度曲線の評価
 5.4 リスク曲線とPML
 5.5 全壊確率と命を失う確率
 5.6 期待損失額
 5.7 目標性能を決める
付録 確率・統計の基礎理論
 1. 事象と確率
 2. 確率変数と期待値
 3. 条件付確率と乗法定理
 4. 全確率の定理
 5. 確率分布関数と平均値,分散
 6. 正規分布
 7. 対数正規分布
 8. 積率法
 9. 確率紙
10. 最尤法
11. ポアソン過程
例題で使用したExcel関数一覧
あとがき


●『事例に学ぶ 建築リスク入門』

編:日本建築学会
発行:技報堂出版
定価:(本体2,000円+税5%)
A5・162p
978-4-7655-2504-6

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『建築』に関連させて,「リスク」という新しい概念を,わかりやすく伝える書。従来型の,「リスク」の基礎概念から応用展開の提示という流れの説明方法をとらず,先にいろいろな応用事例を紹介し,それらの事例から糸を手繰り寄せて解説する,いわゆる,逆の流れの説明方法を採用している。このことにより,建築においてリスクを用いるねらい,仕組み,そして,リスクの本質を徐々に浮かび上がらせることができる。
[目次]
1章 はじめに
はじめに
  1 リスクとは
  2 「確定論」的な安全性の確保の方法
  3 リスクの視点
  4 リスク評価と確率論の役割
  5 リスクマネジメント
2章 リスクで考える
2.1 受験戦略と浪人リスク
  2.1.1 偏差値:模擬試験の結果
  2.1.2 偏差値:大学の入試難易度
  2.1.3 合格可能性判定
  2.1.4 C君の受験戦略 
  2.1.5 合格度指標
2.2 事故・災害リスク
  2.2.1 事故・災害の統計と分析
  2.2.2 リスク情報をどう利用するか:リスクの比較による意思決定
2.3 不動産の証券化と地震リスク
  2.3.1 PMLと不動産投資
  2.3.2 PMLの意味するところ
  2.3.3 PML以外のリスク表現
2.4 建設工事と天候リスク
  2.4.1 意思決定の結果に応じた損益マトリクス
  2.4.2 期待利益の算出
  2.4.3 雨の日の多さの影響,工事種別の影響
2.5 保険料とリスク分散
  2.5.1 保険の仕組み
  2.5.2 大数の法則
3章 リスク評価
3.1 建物の性能を測る
  3.1.1 重要度係数と再現期間
  3.1.2 性能マトリクス
  3.1.3 限界状態超過確率
  3.1.4 信頼性指標
3.2 荷重の統計  52
  3.2.1 超過確率と再現期間ならびに建物の供用期間の関係
  3.2.2 確率紙へのプロット例
  3.2.3 まとめ
3.3 地震ハザード
  3.3.1. 我が国の地震発生の状況
  3.3.2 シナリオ地震による地震動予測地図
  3.3.3 確率論的地震動予測地図(地震ハザード地図)
3.4 建物の被害率曲線
  3.4.1 被害率曲線
  3.4.2 被害率曲線の利用方法
3.5 原子力発電所の地震リスク
  3.5.1 原子力発電所の地震PSA(Probabilistic Safety Assessment)
  3.5.2 地震PSAにおける3種類の解析
  3.5.3 地震PSAの実施例
3.6 室内環境リスク
  3.6.1 発症の個人差
  3.6.2 発症リスク評価の例示
  3.6.3 まとめ
3.7 システムのリスク
  3.7.1 直列システムと並列システム
  3.7.2 さまざまなシステム
4章 リスクマネジメント
4.1 リスクマネジメントの概要
  4.1.1 リスクマネジメントとは
  4.1.2 リスクコミュニケーション
  4.1.3 リスク対応
4.2 リスクコミュニケーション
  4.2.1 説明性の向上
  4.2.2 リスクコミュニケーション
4.3 木造住宅の耐震改修−事例1:住宅所有者の立場から−
  4.3.1 はじめに
  4.3.2 まずはPさんの素朴な質問から
  4.3.3 目標性能を決める
4.4 木造住宅の耐震改修−事例2:行政の立場から−
  4.4.1 補助金政策の現状
  4.4.2 地震リスクの現状,耐震改修の効果と耐震化戦略
4.5 「不適格建物」の地震リスク評価例
  4.5.1 耐震性能と損傷評価のばらつき
  4.5.2 設計で考慮される地震動の大きさ
  4.5.3 耐震強度を用いた地震リスク評価例
  4.5.4 設計と実建物の地震リスク格差
4.6 デリバティブ−リスクファイナンスの一手法として−
  4.6.1 天候デリバティブ
  4.6.2 地震デリバティブ
4.7 健全性診断手法を用いた建築物のリスクマネジメント
  4.7.1 健全性診断とリスクマネジメント
  4.7.2 評価の流れ
  4.7.3 損傷/健全性評価の事例
  4.7.4 なぜ確率論的評価の考え方が必要か
付録A−確率の基礎知識
  A-1 確率の基本概念
  A-2 確率変数と確率分布
  A-3 確率分布の特性値
  A-4 共分散と相関係数
  A-5 重要な確率分布
  A-6 極値分布
付録B−統計の基礎知識
  B-1 サンプリング調査
  B-2 標本平均と標本分散・不偏分散
  B-3 サンプルの信頼性



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