HP内の目次へ・検索もできます!  『近世の環境と開発』

7808号      7810号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻7809号 2011年2月6日


『近世の環境と開発』

編:根岸茂夫、大友一雄、佐藤孝之、末岡照啓
発行:思文閣出版
定価:7,875円(本体7,500円+税5%)
A5・366p
978-4-7842-1544-7

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環境問題が議論される中でしばしば近世の環境や生活が理想的と論じられる。はたしてそれは事実なのか。江戸時代の現実に沿って、村落・河川・山野・鉱山を題材に、環境と開発の問題について改めて問い直す論文集。研究会を開催し各執筆者が研究発表と討論を重ねた成果。 2003年急逝された大谷貞夫先生(國學院大學文学部教授)の長年とりくまれた江戸時代の治水と新田開発の問題を継承する。
[目次]
序 章 近世環境史研究と景観・開発(根岸茂夫・國學院大學文学部教授)
第一編 環境と身分・法・大地
 ある開発批判言説の同時代認識と世界観――武蔵野の開発をめぐって――
  (吉岡孝・國學院大學文学部准教授)
 関東近世村落における雑業(キヨメ)の構造――時宗配下「鉦打」を事例として――
  (菅根幸裕・千葉経済大学経済学部教授)
 近世甲斐の力者と治水・開発――環境と身分――
  (関口博巨・神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員)
  武蔵野開発にみる近世前期の裁許(宮原一郎・國學院大學兼任講師)
第二編 開発と景観・生活・生業
 中世〜近世初期、低湿地における「村」の形成過程――
越後蒲原平野の開発と浄土真宗の展開を考える――
  (長谷川伸・新潟市歴史博物館学芸員)
 新田開発後の遊水池環境変化と村落の対応――相州三浦郡内川新田の場合――
  (安池尋幸・横須賀市自然・人文博物館学芸員)
近世下総台地の造林と植生(佐々木克哉・株式会社 大地を守る会)
第三編 治水と環境
 江戸幕府の治水政策と普請組合の成立
  (榎本博・國學院大學大学院文学研究科博士後期課程在籍)
   享保期大井川治水と福田清助――
   大名預地における幕府作事方役人の川普請・公金貸付仕法――
  (清水正彦・八潮市立資料館文書保存専門員)
   明和四年の関東筋川々普請助役をめぐって
  (大谷貞夫・元國學院大學文学部教授・2003年逝去)
   天保期印旛沼堀割普請の潰れ地と起返し(鏑木行廣・成田高等学校教諭)
第四編 環境と山
 上州山中領における山地利用とその環境――「切代畑」と御巣鷹山をめぐって――
  (佐藤孝之・東京大学史料編纂所教授)
 江戸時代後期の山林資源と村社会――百姓の稼ぎと入会地利用を中心に――
  (大友一雄・人間文化研究機構国文学研究資料館研究部教授)
  近世、別子・立川銅山の開発と銅水問題(末岡照啓・住友史料館副館長)



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