HP内の目次へ・検索もできます!  『高句麗壁画古墳と東アジア』

7807号      7809号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻7808号 2011年2月6日


『高句麗壁画古墳と東アジア』

著:門田誠一
発行:思文閣出版
定価:9,030円(本体8,600円+税5%)
A5・460p
978-4-7842-1546-1

送料をお選び下さい!  ★タイトル・著者・発行所・定価・ISBM等をお書き(コピー)しご購入フォーフォーマットにお貼り付け下さい!
高句麗の人々が営んだ古墳は独特の形状と内容をもち、さまざまな視座からの研究が行われてきた。本書では壁画に描かれた図像や題材のなかで、もっとも重要な対象である墓主像に焦点をあて、文献や金石文と照らし合わせながら体系的に考察する。また先行研究ではなされなかった、同時期の東アジア地域の壁画史料との相関的検討を行う。麈尾や凭几など、壁画に描かれた威儀具・威信財にも着目し、それを持つ墓主の社会的位置づけや当時の価値観にも言及する。高句麗社会と文化の一端を復元し、古代のみならず、東アジアの歴史的時空の再構築をめざす労作。
[目次]
序 章
 第一節 本書における研究方法と目的
 第二節 高句麗古墳壁画の研究略史
 第三節 研究史における本書の位置と目的
第一章 高句麗古墳壁画の墓主像
 第一節 東アジアの壁画墓に描かれた墓主像の基礎的考察−
       魏晋南北朝期における高句麗古墳壁画の相対的位置−
 第二節 高句麗古墳壁画に描かれた麈尾を執る墓主像−
       魏晋南北朝期の士大夫としての描画−
 第三節 高句麗古墳壁画中の什器と墓主−凭几の所有者たち−
 第四節 高句麗古墳壁画における鎧馬図考−
       鎧馬騎乗人士の階層的位置づけをめぐって−
第二章 高句麗古墳壁画に現れた文化と信仰
 第一節 銘文の検討による高句麗初期仏教の実相−
       徳興里古墳墨書の仏教語を中心に−
第二節 高句麗壁画古墳に描かれた仏教的行事−
       「百戯伎楽」図の意味と系譜を中心として−
第三節 徳興里古墳築造における葬送と造墓の思想的背景−
       墓誌銘の出典論的研究による接近−
第四節 高句麗古墳壁画に描かれた角杯−亡命漢人による文物移入の様相−
第五節 高句麗古墳壁画の角抵図について−日本古代の力士表現との比較をかねて−
第三章 東アジアにおける高句麗壁画古墳の史的環境
 第一節 装飾古墳における大陸系人物像の出現−五郎山古墳壁画を中心として−
 第二節 高句麗古墳壁画と飛鳥時代古墳壁画の比較検討
 第三節 古墳時代における塵尾の存否について−
       中華文物の流入と「威信財」の実体−
 第四節 朝鮮三国時代の「王陵」およびその歴史的特質
 付 論
 第一 高句麗古墳における瓦?使用の方法とその意味−瓦当銘の検討から−
 第二 高句麗古墳にともなう石柱についての基礎的知見
終 章 高句麗古墳壁画と東アジア世界
 第一節 高句麗壁画古墳の墓主像の示す世界
 第二節 高句麗古墳壁画に現れた宗教と思想
 第三節 東アジア世界における高句麗壁画古墳の史的背景
 第四節 高句麗古墳壁画の文化史的考究と課題



DAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533