HP内の目次へ・検索もできます!  新建築学研究 traverse 最新号 

7706号      7708号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻7707号 2016年11月4日

traverse 書籍データ(back number 1巻─10巻)


『traverse 17 新建築学研究』
『traverse 17 新建築学研究』

編集・発行:traverse編集委員会
定価:(本体1,204円+税) A4・96p
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最新号。空想建築を描き続ける美術家の野又穫、多くの舞台演出を手掛ける舞台美術家の松井るみといった、建築とは異なる業界で活躍する方々とのインタビュー特集を収録。また、学生の制作課題や個性豊かな研究室プロジェクトのほか、エッセイも多数収録。
[目次]
[インタビュー]
美術家 野又穫
舞台美術家 松井るみ
竹中工務店設計部 石澤宰
建築家 柏木由人
[プロジェクト]
無何有の郷 - 竹山聖 京都大学竹山研究室
北大路プロジェクト - 平田晃久 京都大学平田研究室
Planning of Dynamism - 神吉紀世子 京都大学神吉研究室
[エッセイ]
オーバーアマガウの受難劇 - 山岸常人
アレクサンドロスの都市 - 布野修司
コミュニケーションと環境 - 三浦研
建築の「がわ」と「み」 - 牧紀男
東南アジアで考える日本の建築ものづくり - 古阪秀三
メキシコと建築 - 川上聡
[ドキュメント]
スタジオコースの作品から2016


『traverse16』

編集・発行:traverse編集委員会
定価:(本体1,000円+税) A4・96p
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[目次]
[インタビュー]
株式会社竹中工務店 総括作業所長 中野達男
映画「だれも知らない建築のはなし」監督 石山友美
Terrain Architects 小林一行 + 樫村芙実
[プロジェクト]
スタジオコース2015:コーラス 京都大学竹山研究室
エッセイ「コーラス/コーラ、あるいは形なき形をめぐって」竹山聖
[エッセイ]
「大興城(隋唐長安)の設計図−中国都城モデルA」布野修司
「躯体図考−躯体図からBIMへ−」古阪秀三
「災害・すまい考」牧紀男
「フランス歴史建築史考」上住彩華
[ドキュメント]
スタジオコースの作品から 2015


『traverse15』
特集:建築を生成するイメージ


編集・発行:traverse編集委員会
定価:(本体1,000円+税)A4・112p
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今号から一部の企画をついにカラー化。過去最大の収録企画数でお送りする15周年特別号。ホンマタカシの「写真」、八島正年+夕子の建築「スケッチ」、そして「ダイアグラム」をめぐる学生プロジェクトを通して建築をとりまく「イメージ」を考える特集を収録。充実の巻頭インタビュー2本に加え、恒例のエッセイも多数収録。
[目次]
特集「建築を生成するイメージ」
[インタビュー]ホンマタカシ、八島正年+夕子、鳥越けい子、橋和志
[プロジェクト]ダイアグラムによる建築の構想 京都大学竹山研究室
[エッセイ]平野利樹、布野修司、大崎純、古阪秀三、竹山聖
[ドキュメント]スタジオコースの作品から2014


『traverse14』
特集「アートと空間


編集:Traverse 新建築学研究
発売:京都大学大学院工学研究科建築学専攻竹山研究室
販売:traverse編集委員会
定価:(本体1,000円+税)
210mm×297mm(A4)123p
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[目次]
特集「アートと空間」 interview and project
ダ・ヴィンチの彼方をめざして 松井 冬子
文化と経済の交差点で 井村 優三
ある現代美術作家のための個人美術館の構想 竹山研究室
“建てる”という挑戦 豊田 郁美
建築家リレーインタビュー relay interview
建築から自由になること アタカケンタロウ
エッセイ essay
建築設計事務所という「場」をつくる 竹山 聖
『周礼』「考工記」匠人営国条考 布野 修司
現在進行形バーゼル建築奮闘記 小室 舞
ロベール・ブレッソン論 ―生きつづける関係― 中井 茂樹
studio works
岸研究室
門内研究室
What is <Traverse> ?
「Traverse」は京都大学建築系教室が編集・発行している機関紙です。
現在は竹山研究室と古坂研究室の学生が中心となり、企画を進行しています。
今年度版「Traverse14」は、竹山研スタジオ「アートと空間」他、多くのインタビュー、エッセイ、プロジェクトを収録します。


『traverse13』
特集 スタジオ作品


編集:Traverse 新建築学研究
発売:京都大学大学院工学研究科建築学専攻竹山研究室
販売:traverse編集委員会
定価:(本体1,000円+税)
210mm×297mm(A4)128p
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[目次]
スタジオ作品 ―StudioWorks―
                  「スタジオコースの作品から 2012」
インタビュー ―Interview―
    前田茂樹      「建築×ランドスケープの思考」
    名和晃平      「彫刻と建築 クリエイションの地平」
    高松伸        「無限綺譚 -語り得るものを語るためにではなく
                        語り得ぬものの存在を知るために語る-」
論文 ―Essay―
    石田泰一郎     「都市の色彩分布の形成シミュレーションと知覚的印象評価」
    大崎純         「建築デザインの数理的手法」
    竹山聖         「『陰影礼賛』考ー対比と階調」
    布野修司       「グリッド都市」
    鈴木健一郎     「歩きながら都市を考える」
プロジェクト ―Project―
    伊勢史郎       「音響樽の構想」
    古阪秀三       「プロジェクト事例報告:
                タイの鉄骨ファブリケータとの共同研究」
石田泰一郎              『都市の色彩分布の生成シミュレーションと視覚的印象評価 』より


『traverse12』
特集:深澤直人インタビュー「生態的な見方から考える」
上田信行×竹山聖「柏の葉プロジェクト」


編集:Traverse 新建築学研究
発売:京都大学大学院工学研究科建築学専攻竹山研究室
定価:(本体1,000円+税)
210mm×297mm(A4)96p
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[目次]
スタジオ作品 ―StudioWorks― 「スタジオコースの作品から 2011」
インタビュー ―Interview―  深澤直人 「生態学的な見方から考える」
論文 ―Essay―
    布野修司   「建築少年たちの夢:現代建築水滸伝」
    井関武彦   「形態から状態へ―Parametric Datascape」
プロジェクト ―Project―
    上田信行×竹山聖  「柏の葉プロジェクト」


『traverse11』
-新建築学研究-

-特集:平野啓一郎インタビュー「小説と建築を語る」・
森田一弥インタビュー「ローカルな場所から建築を考える」

編集・発行:traverse編集委員会
編集委員:石田泰一郎、伊勢史郎、大崎純、竹山聖、
布野修司、古阪秀三、山岸常人
発売:
京都大学大学院工学研究科建築学専攻竹山研究室
定価:(本体1,000円+税)A4・128p
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『traverse――新建築学研究』創刊の辞>
京都大学「建築系教室」を中心とするメンバーを母胎とし、その多彩な活動を支え、表現するメディアとして『traverse―新建築学研究』を創刊します。『新建築学研究』を唱うのは、言うまでもなく、かつての『建築学研究』の伝統を引き継ぎたいという思いを込めてのことです。『建築学研究』は、1927(昭和2)年5月に創刊され、形態を変えながらも1944(昭和19)年の129号まで出されます。そして戦後1946(昭和21)年に復刊されて、1950(昭和25)年156号まで発行されます。数々の優れた論考が掲載され、京都大学建築学教室の草創期より、その核として、極めて大きな役割を担ってきました。この新しいメディアも、21世紀へ向けて、京都大学「建築系教室」の活動の核となることが期待されます。予め限定された専門分野に囚われず、自由で横断的な議論の場を目指したいと思います。「traverse」という命名にその素朴な初心が示されています。
[目次]
スタジオ作品
スタジオコースの作品から 2009
スタジオコースの作品から 2010
インタビュー
平野啓一郎 「小説と建築を語る/Between Novel and Architecture」
森田一弥 「ローカルな場所から建築を考える/Thinking from the“Local”」
論文
布野修司:オンドルとマル、そして日式住宅/Ondor, Mal & Nisshiki Jutaku(Japanese Style House):Transformation of Korean Traditional House
伊勢史郎:自己ミーム/Self MEME hypothesis as neurological basis of primordial identity
石田泰一郎:照明新時代と光の色/Color of light in a new era of lighting
プロジェクト
竹山聖+竹山研究室:ユートピア/ランドスケープ / UTOPIA/LANDSCAPE
高濱史子:見るちから、伝えるちから、写真家イワン・バーン×高濱史子
[各章内容]
四年生スタジオ課題
 2009年度
・ 高松研究室(木下慎也・土田昌平)
・ 竹山研究室(歌代純平・袖山晃・西川昌史・安倉萌)
・ 門内研究室(大竹大輝)
 2010年度
・ 高松研究室(稲荷瑞季)
・ 田路研究室(長瀬遙香)
・ 門内研究室(加藤大騎・藤原真名美)
インタビュー
平野啓一郎:小説と建築を語る
平野啓一郎さんの小説家になるまでの生い立ち、小説についての将来性や描き方、小説と建築の類似点や相違点、学生へ将来についてメッセージを載せている。
森田一弥:ローカルな場所から建築を考える
森田一弥さんの学生 、海外放浪 、左官職人、スペイン研修を通して建築家になるまでの生い立ちから、建築家としての京都に対する考え、建築の考え方や建築家のあり方を紹介する。
論文
布野修司:オンドルとマル、そして日式住宅
朝鮮王朝時代に各地に置かれていた「邑城」が植民地化の過程でどのように解体されてき、その伝統的な景観をどのように失っていったのであろうか。そして「日本人町」「日本人村」がどのように形成され、解放後どのように変容していったのであろうか。これらの変容を説明する上で重要なのが、ユニークな床暖房装置「オンドル」と高床の吹きさらしの板の間で家の中心となる部屋「マル」を持つ朝鮮半島の伝統的住宅と、瓦屋根や畳といった日本本国と同じ物を持ち込んだ「日式住宅」である。「日式住宅」は1885年頃から始まり、朝鮮半島の海岸に多くの日本人移住漁村が建設されることで生まれた。また1899年から朝鮮半島に鉄道が引かれることになる。そして、鉄道を敷設した会社は社員のために社宅を建設していった。やがて鉄道は朝鮮総督府により統一されていき、鉄道局による「鉄道官舎」、また「朝鮮住宅営団」により開発された住宅型が完成されていく。これらは韓国の「近代住宅」あるいは「文化住宅」の起源とも言われる。次第に韓国の伝統的住宅に「日式住宅」の要素が取り入れられ、空間構成の変化が見られるようになっていく。
伊勢史郎:自己ミーム
音場に関する理論的枠組みとのアナロジーを用いて知が形成される場の記述を試みた。知の場において周縁的な状況が境界条件となり、知の構造が形成される。境界条件である周縁が両義的な振る舞いをすることによってランダムに振動し、それが知の構造に流動化をもたらし、新しい文化を創造するのである。音場を形成する媒質は空気であるのに対し、知の場を形成する実体としてミームを想定した。ミームはニューロンの結合パターンという実体であり、自己複製の機能が文化におけるモノや概念の増殖を実現する。身体および身体動作を決定づける遺伝子にとっても、知の場を形成するミームにとっても最も重要すべき機能は、自己複製である。ではいったいミームはどのようにして自己複製を実現するのだろうか。これが本稿の主題である。すなわち音場の物理的な振る舞いを決定づける連続の方程式と運動方程式という2つの微分方程式と同じ位置づけとなる知の場のメカニズムを記述するため、自己複製を実現するニューロンのメカニズムについて検討する。
石田泰一朗:照明新時代と光の色
最近、建物の照明に注意を向けると、小さな光点が並んでいる器具を目にすることがある。この光点がLED(発光ダイオード)である。光点の正体は小さな半導体素子で、電流を流すとまばゆい光で輝く。1990年代前半の青色LEDの開発がブレイクスルーとなって、間もなく白色LEDが製品化された。青色の光を原刺激(primary)として利用可能になれば、光の加法混色でどのような色のLEDでも作れる理屈である。 このLED照明を取り上げながら、その特徴や評価方法、一般の照明との違い、問題について考え、照明新時代の課題と光の色について考えてみる。
プロジェクト
竹山聖+竹山研究室:UTOPIA / LANDSCAPE

ユートピア思想家には狂気と妄想がつきものだ、と喝破したのはエルンスト・ブロッホだった。しかしこうした狂気と妄想が人類の歴史を進めてきたことも事実だ。それは現にある世界とは違う世界を思い描く能力であり、今ここにない世界を思い描くという無謀な試みでもある。そして思い描くという限りにおいてそれは誤りを含んでいる。いや含んでいる可能性が高い、と言っておこう。しかしその誤りも含めて、人類はこれを希望として未来を拓く原動力として、受け止め、とらえてきたのであり、今後もまた人類は変わらず、そのようにして歴史を築いていくに違いない。
ユートピアという言葉を未来への希望を生み出す思考のスタイルとして捉えていきたいと思う。それはただ現実を批判するのみでなく、あえてそこを超えてゆく道筋を示そう、という試みであるからだ。そしてこの「道筋を示す」という一点において、建築設計とユートピア思想家の間にピンと張られた糸の震えを見いだすことができる。
今回、われわれは頼まれもしないのにあえて、跡地計画というものを思想のトレーニングの場として設定してみた。しかも原則として何もつくらない。つくることを否定する、そのためにはどのような詭計が、夢が、構想が、必要であるかを考えようとしてみた。跡地というのはともすれが禿鷹たちに食い荒らされる修羅の場ともなりかねない。権力の空白にこそ争いは勃発する。金儲けの亡者たちに都市の貴重な余白を蹂躙されてしまわぬためにはいったいどのような手だてが考えられるであろうか。都市の余白を余白として、人生に潤いを与える無為の場所として、残していくにはどのような企みがふさわしいであろうか。とどまる場所にとって境界は必要だ。しかし移動の自由を妨げもする。とするなら、境界は強度をさまざまに設定しながら、閉ざされたり透過されたりする「ソフトな境界」とでもいうものであるべきなのではないか。「ソフトな境界」によって禿鷹の跳梁から守られ、あるいは隔てられたユートピア。ではその「ソフトな境界」とはいったいどのようなものであって、どのような働きをするのだろう。トマス・モアの『ユートピア』を読み、各自のユートピアに対する各自の見解を重ね合わせながら、「ソフトな境界」を探りつつ、建築的な内容というより、これを支える空間的装置の構想に向かった。
高濱史子:見るちから、伝えるちから(対談 ×写真家イワン・バーン)
学生の頃、友達に「目」の人だね、と言われたことがある。いや、渡しは鼻も利くし、音楽をやっていたから耳だって、と反論したくなる気持ちは今でもあるが、最近になってそうなのかもしれないと納得するようになった。というのも、私の関心はいつも自然と「見え」に向いていて、それに対するこだわりは人一倍強い。一方海外で働いていると、見るちからがあって伝えるちからが無いことを日々痛感し、ただただもどかしい。ここでは、去年事務所とは別に個人でやったインスタレーションを紹介することで私の思考の断片を示せたら思う。どうやってうまく伝えられるかを考えた末、エッセイの構成を大きく、プロジェクトの記述、対談による考察、の二つに分けた。また言葉だけでなく、図や写真を数多く載せている。ぱっと見ではわかりにくい写真の中の空間をじっくり凝視してみて下さい。実際の空間体験を通してしか伝わりにくい事は承知の上で、少しでも多くの人に何らかの気づきの瞬間が訪れることを願うばかりである。



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