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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻11953号 2015年12月24日
『アジア・アフリカの都市コミュニティ』 -「手づくりのまち」の形成論理とエンパワメントの実践-
『アジア・アフリカの都市コミュニティ』
-「手づくりのまち」の形成論理とエンパワメントの実践-


著:城所哲夫、志摩憲寿、柏崎梢
発行:学芸出版社
定価:(本体2,700円+税)A5・208p
978-4-7615-2613-9
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世界の都市人口が激増する現代、人口の受け皿ともなっているインフォーマル市街地は、真摯に居住環境と向き合うコミュニティがつくるエネルギッシュな「手づくりのまち」だ。気鋭の研究者たちがアジア・アフリカ9都市の綿密なフィールドワークから近代都市計画の限界を超えた新たなまちづくりの可能性を示す。
[目次]
はじめに
序章 アジア・アフリカのまちづくり:論点   城所哲夫
1 インフォーマル市街地と手づくりのまち
 1.1 インフォーマル市街地とは?
 1.2 手づくりのまちの可能性
2 アジア・アフリカにおけるまちづくりの潮流と論点
 2.1 貧困緩和政策と居住政策
 2.2 居住政策とまちづくり:潮流と論点
3 成長するコミュニティ・ガバナンス
第1部 東アジア・東南アジア
第1章 ──インドネシア
「手づくり」の居住環境改善事業とその展開   志摩憲寿
1 カンポン改善プログラムの到達点
  1.1 カンポン改善プログラムへの評価
  1.2 カンポン改善プログラムの到達点
2 インドネシアにおけるインフォーマル市街地の居住環境改善策の系譜と現在
  2.1 カンポン改善プログラムとインフォーマル市街地の居住環境改善策の系譜
  2.2 現在:「2019年までにスラムなき都市を」
3 「手づくりのまち」の展開可能性:インドネシアの経験から
第2章 ──タイ
都市コミュニティをめぐる組織化と地域化   柏崎梢
1 バンコク・メガシティの誕生とスラムの生成
  1.1 城壁からの都市化
  1.2 膨らむスラム人口
  1.3 スラム政策とコミュニティの萌芽
  1.4 タイ的なる「コミュニティ」主義の影響
2 「スラム」から「都市コミュニティ」へ
  2.1 コミュニティの登録開始
  2.2 テーマ型グループの急増とネットワーク化の拡大
  2.3 投資先としてのコミュニティへ
3 新たな変容としての地域化
  3.1 コミュニティのフォーマル化
  3.2 バンコクのコミュニティ組織協議会
  3.3 コミュニティ組織協議会の実態分析
  3.4 コミュニティ組織協議会の事例
4 コミュニティの組織化と地域化プロセスから見える展望と課題
第3章 ──フィリピン
セブ市における土地取得事業導入過程   小早川裕子
1 インフォーマル市街地の拡大と土地取得事業
  1.1 インフォーマル市街地の形成
  1.2 国家の都市貧困削減政策
2 インフォーマル市街地、バランガイ・ルス
  2.1 バランガイ・ルスの誕生とスラム形成過程
  2.2 土地取得事業導入前のルス住民の経済状況
3 土地取得事業の導入と住民の選択
  3.1 コミュニティ抵当(CMP)事業導入までの経緯
  3.2 CMP事業導入当時の住民の選択とその社会性
  3.3 関係アクター間の隠れた目論み
4 コミュニティ開発の3段階プロセス
第4章 ──中国
城中村現象とその住環境整備   孫立
1 城中村現象の出現
  1.1 農民工の急増と城中村の出現
  1.2 城中村の特質
2 二元体制と城中村
  2.1 改革開放以来の急速な都市化
  2.2 都市・農村分割の二元体制
  2.3 城中村形成のメカニズム
3 城中村の住環境
  3.1 賃貸住宅市場における城中村の役割
  3.2 住環境悪化の要因
4 城中村の住環境整備事業の課題と展望
  4.1 無形改造(制度上の改善)
  4.2 無形改造の評価
  4.3 有形改造(再開発)
  4.4 有形改造の評価
第2部 南アジア
第5章 ──バングラデシュ
ダッカにおけるスラムの空間・社会・文化  ナンディニ・アワル、北原玲子
1 メガシティの貧困
  1.1 都市化とスラム
  1.2 人口増加とスラム
  1.3 ダッカのスラム
  1.4 スラムの生活状況
  1.5 スラムの再開発
  1.6 バシャンテック・スラム
  1.7 カライル・スラム
2 スラムの空間と社会
  2.1 低コスト住宅の空間と生活
  2.2 オープンスペースの役割
  2.3 低コスト住宅の空間構成
3 スラムの空間と文化
  3.1 低コスト住宅の建材と配置
  3.2 生活と労働の空間
  3.3 相互扶助の仕組み
4 スラムの持続可能性
  4.1 小規模ビジネスの役割
  4.2 スラム改善の考え方
  4.3 低コスト住宅の改善
  4.4 これからのスラム再開発
第6章 ──インド
ムンバイ・ダラービーの社会生態空間   鳥海陽史、城所哲夫
1 社会生態空間の捉え方
2 インフォーマル市街地形成の制度的要因と改善策
  2.1 インフォーマル市街地形成の制度的要因
  2.2 インフォーマル市街地の改善政策の変遷
3 ダラービーの社会空間の特徴
  3.1 ダラービー地区の概況
  3.2 棲み分けと共生の論理
4 ダラービーにおける交流の場の生成と特徴
  4.1 住民間交流の場の類型
  4.2 交流の場の生成と共生の論理
5 ダラービーの社会生態空間の形成論理
第7章 ──パキスタン
「在る」ものを活かした住環境改善   森川真樹
1 インフォーマル市街地での住環境改善
2 学習する組織とアプリシエイティブ・インクワイアリー(AI)
  2.1 組織学習論
  2.2 学習する組織
  2.3 アプリシエイティブ・インクワイアリー(AI)
3 住環境改善におけるAI活用事例
  3.1 イスラマバードの住環境改善事業
  3.2 二つの住民組織での事例から
4 そこに「在る」ものを活かす
第3部 アフリカ
第8章 ──ザンビア
ルサカのインフォーマル市街地における空間マネジメント  梶原悠
1 インフォーマル化する都市・ルサカ
  1.1 都市・ルサカの起源
  1.2 ルサカの都市空間構造
2 インフォーマル市街地の改善施策
  2.1 「(法定および改良地区)住宅法」の制定
  2.2 改良地区における開発規制
3 インフォーマル市街地における空間マネジメントの実態
  3.1 チャイサとチャザンガ
  3.2 居住空間の特質
  3.3 土地所有と権威の所在
  3.4 外部空間の利用
  3.5 開発行為の規制
4 持続的な空間マネジメントの構築に向けて
第9章 ──ケニア
ナイロビにおけるノンフォーマルスクールの
空間生成プロセスと近隣との関係   井本佐保里
1 ナイロビのスラムとノンフォーマルスクール
  1.1 ノンフォーマルスクールの位置づけ
  1.2 ナイロビ・ムクルスラムの概要と調査手法
2 ムクルスラムにおける学校の空間生成プロセス
  2.1 設立経緯と所有関係
  2.2 立地条件と建物配置
  2.3 教室のしつらえと工夫
  2.4 設備・サービスとその整備
3 ノンフォーマルスクールと近隣との関係
4 学校と近隣との新しい関係
結章 「手づくりのまち」の論理   志摩憲寿、柏崎梢
1 各章事例に読む「手づくりのまち」の到達点
  論点1 マス・ハウジングvs. セルフ・ヘルプ・ハウジング
  論点2 エンパワメントvs. 市場活力
  論点3 コモンズvs. 私的土地所有権
2 「手づくりのまち」の論理
索引
おわりに



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