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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻11810号 2015年10月07日

『角倉一族とその時代』

編:森洋久
発行:思文閣出版
定価:(本体8,800円+税)A5・628p
978-4-7842-1797-7
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了以・素庵による朱印船貿易、高瀬川・保津川・富士川の開削――、近世角倉一族は大商人・事業家として広く知られている。しかし本姓が吉田で一族の本流は医家であること、「角倉」の名は京都・嵯峨の地での土倉・酒屋業に由来すること、またその一族が美麗な古活字版・嵯峨本の出版、和算の発展に果たした文化的な功績、あるいは幕臣としてのあり方などは思いのほか知られていないだろう。
本書は現代の角倉イメージにとらわれず、文化・技術の総体の中で近世の吉田・角倉一族の業績を俯瞰的に検討。多彩な分野の研究者のみならず、近世の技術の継承者たる職人・技術者も含む26名の論考を収録する。
[目次]
第一部 吉田・角倉家の系譜
第一章 はじめに―本書のめざすところ― 森 洋久
第二章 角倉了以・素庵の人物像―近世〜近現代に強調された側面― 若松正志
第三章 土倉としての角倉―角倉吉田と「嵯峨土倉中」― 河内将芳
第四章 角倉家と公家・武家・寺社との関係―中世における― 河内将芳
第五章 幕府上方支配における幕臣・京角倉家と嵯峨角倉家 菅 良樹

第二部 吉田家の医業
第一章 近江の吉田家と京都進出に関する仮説 奥澤康正
第二章 医家吉田家の家系図と人物像 奥澤康正
第三章 患者としての角倉了以と素庵・光由の病 奥澤康正
第四章 吉田・角倉一族の人びとの平均寿命の比較 奥澤康正
第五章 吉田称意館が所有した医学関係書 奥澤康正
第六章 嵯峨医学舎 奥澤康正

第三部 社会基盤と角倉
第一章 土木技術
 第一節 高瀬川 福本和正
 第二節 資料紹介:高瀬川の発掘調査成果 鈴木久男
 第三節 菖蒲谷池隧道 福本和正
 第四節 森幸安の地誌・地図に記された角倉関連情報 辻垣晃一
 第五節 穴太衆積み 粟田純司
 第六節 洛西・嵯峨野の庭園とその技法 金久孝喜
第二章 水運
 第一節 保津川下り船頭の操船技術と精神―角倉伝来の技術を継承する保津川船頭の仕事から―
 豊田知八
 第二節 保津川下り―江戸時代に観光としての保津川下りはあったのか― 上林ひろえ
 第三節 嵯峨嵐山の薪炭商小山家について 鈴木久男
 第四節 富士川舟運について 石川武男
 第五節 近世オランダにおける水運事業と測量 中澤 聡
第三章 御土居藪と角倉与一 中村武生

第四部 海外貿易と船の技術
第一章 清水寺の角倉船絵馬 坂井輝久
第二章 角倉家と朱印船貿易 佐久間貴士
第三章 了以・素庵父子の生涯―安南貿易と治水事業を軸にして― 葉山美知子
第四章 朱印船時代における「日本前」船と南シナ海の造船事情 金子 務

第五部 算術
第一章 『塵劫記』から和算へ 小寺 裕
第二章 吉田光由と続く数学者 鳴海 風
第三章 近世の暦と天文学 小林龍彦
第四章 西洋数学と和算 森 洋久

第六部 嵯峨本と古活字
第一章 嵯峨本の特徴と魅力について 林  進
第二章 嵯峨本の世界 高木浩明
第三章 嵯峨本 謡本 伊海孝充
第四章 〈嵯峨本〉以前の古活字版について 森上 修

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