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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻11665号 2015年07月24日

『日本人の住まいと住まい方』

著者:平井聖
発行:左右社
定価:(本体1,800円+税)B6・232p
978-4-903500-89-8
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多数の図版でみる日本人の生活空間の建築史。
住居という建造物は、ひとびとの生活の数だけ無数にありながら、歴史にきわめて残りにくい。
たった数百年前の暮らし方でさえ、明らかにすることは非常に難しい。そんな失われた日本人の暮らし方を、日本建築史の専門家で長くNHK大河ドラマの時代考証にも携っている著者が〈ねる〉〈たべる〉〈くつろぐ〉など15のキーワードを軸に、多数の図版とともにていねいに解き明かす。
日本の隣国、中国・韓国の暮らし方とも比較。わたしたちの生活の今昔が立体的に見えてくる1冊。
『吾輩は猫である』を読むと、くしゃみ先生の家の生活の様子がよくわかる。
(…)小説の中で、くしゃみ先生は、奥の二部屋を寝室にあてている。夫婦と生まれて間もない赤ん坊が南の部屋に、子供たちが北の部屋にと、夫婦と子供たちが分離して寝ていることが読みとれる。当時の寝方としては画期的なことで漱石が進歩的な生活感をもっていたことがわかる。」(本文より)
[目次]
まえがき
第1章 はじめに
第1章 ねる
第2章 すわる
第3章 はきものをぬぐ
第5章 かこむ
第6章 たべる
第7章 まかなう
第8章 しまう・すてる
第9章 ゆあむ
第10章 あらう・はく
第11章 しつらえる
第12章 もてなす
第13章 くつろぐ
第14章 たくむ
第15章 つたえる
あとがき
[平井聖ひらい・きよし]
建築史学。昭和女子大学特任教授、前学長。東京工業大学名誉教授。元福井県立博物館館長。
NHK大河ドラマの建築考証をながく担当している。主な著書に『日本の近世建築』『日本住宅の歴史』『中井家文書の研究』などがある。



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