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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻11420号 2015年03月06日
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『近代日本〈陳列所〉研究』

著:三宅拓也
発行:思文閣出版
定価:(本体7,800円+税)A5・640p
978-4-7842-1788-5
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本書が扱う〈陳列所〉とは、地方行政府によって「物産陳列所」や「商品陳列所」などという名称を冠せられて建設された公共の陳列施設である。これらは博物館関連施設、地域物産の販売所というように、現在の活用方法が異なるだけではなく、竣工時期、意匠、規模、構造、立地環境まで様々である。この種の施設が、都市の農業・工業・商業を奨励する目的で各地に設置された経緯を検証し、制度・活動・建築を含めて都市との関わりに注目することで、明治から昭和戦前期の日本にあまねく普及した〈陳列所〉の実態を、豊富な図版とともに明らかにする。 
[目次]
序 章〈陳列所〉研究史と本書の視座
  〈陳列所〉とは何か/既往研究の成果/本書の課題と構成
第一章 一九世紀末における商品陳列機関の世界的流行
"Commercial Museum" あるいは "Export Samples Warehouse"
  一九世紀末における商品陳列機関をめぐる世界的状況/
新陳代謝するミュージアム―ブリュッセル・コマーシャル・ミュージアムの誕生
第二章 明治初期の勧業政策と陳列施設
  明治政府の殖産興業政策/内国勧業博覧会の開催と政府主導の陳列施設/
地方都市における博覧会開催とその常設陳列施設への展開―石川県を事例として
第三章 「通商博物館」設置計画と「商品陳列所」の受容
  明治政府による「通商博物館」設置計画/府立大阪商品陳列所の誕生
第四章 農商務省による〈陳列所〉組織化の試み―貿易品陳列館設立から
「道府県市立商品陳列所規程」制定まで
  農商務省商品陳列館の設立―事業統合と庁舎建設/
農商務省商品陳列館による地方〈陳列所〉の支援/
「道府県市立商品陳列所規程」の制定とその効果
第五章 多様化する〈陳列所〉―内地・外地の〈陳列所〉
  内地の〈陳列所〉/外地の〈陳列所〉[台北:台湾総督府商品陳列館・
京城:朝鮮総督府商品陳列館・哈爾浜:哈爾浜商品陳列館(日露協会)・
シンガポール:新嘉坡商品陳列館]
第六章 社会教育施設としての〈陳列所〉―山口貴雄による運営とその建築
  近代工業教育の成果としての山口貴雄/〈陳列所〉における山口貴雄の活動/
山口貴雄の〈陳列所〉運営
結 章 近代日本の〈陳列所〉
  〈陳列所〉の誕生と展開/〈陳列所〉の特質/〈陳列所〉にみる近代の日本
あとがき/初出一覧/図版一覧
付録:〈陳列所〉建築一覧/索引(人名・事項・〈陳列所〉)
[三宅拓也みやけ・たくや]
1983年 大阪府豊中市生。2006年 京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科卒業、
2011年 東京都歴史文化財団東京都現代美術館専門調査員、
2012年度全日本博物館学会奨励賞受賞、
2013年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。
現在、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科助教。 



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