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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻10835号 2014年4月8日 | ||||
![]() 『文化政策の展開』 -アーツ・マネジメントと創造都市- 著:野田邦弘 発行:学芸出版社 定価:(本体2,400円+税)A5・224p 978-4-7615-2570-5 ![]() ![]() |
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戦後、文化政策は大きく変化してきた。国による法整備に始まり、行政の文化化を目指した70年代。ハコモノを量産した80年代。そして多様な主体の参画や文化による地域再生戦略に至った現在までを、日本の現場に即して大きく俯瞰。ダイナミックに進化してきた文化政策を、歴史と領域の広がりを軸に整理した本格的な概論書。 | ||||
[目次] まえがき 第1部 文化政策の誕生と発展 1| 国の文化政策 1 戦前、戦後(1980年代まで)の国の文化政策 2 文化財保護政策 3 文化政策に関わる国の組織と予算 4 文化庁の政策 2| 自治体文化行政の誕生と行政の文化化 1 革新自治体運動 2 自治体文化行政の誕生と行政の文化化 3 自治体文化行政の変容 3| 公立文化施設 1 博物館、美術館、図書館 2 劇場、コンサートホール 4| 文化経済学 1 文化の経済規模 2 文化への公的資金投入の理由づけ 3 文化資本とこれからの経済 4 知識社会と知的財産権 第2部 アーツ・マネジメントへの飛躍 5| 文化政策飛躍の時代 ――1990年代以降 1 専門芸術施設の建設と芸術監督制の導入 2 国の文化政策の飛躍 3 文化芸術振興基本法、劇場法の制定 4 企業の文化支援 6|アーツ・マネジメント 1 アーツ・マネジメントの登場 2 アーツ・マネジメントの現場 3 アーツ・マネジメント教育 4 自治体とアーツ・マネジメント 7| 多様化する事業主体 1 文化振興財団 2 アートNPO 3 文化の民営化と指定管理者制度 8|多様化する芸術表現 1 現代アートの潮流、脱美術館の系譜 2 パブリックアート 3 脱美術館そして脱制度、脱芸術へ 4 芸術終焉論 9| アートフェスティバル 1 音楽祭、演劇祭、映画祭 2 世界のビエンナーレ、トリエンナーレ 3 日本のビエンナーレ、トリエンナーレ 4 欧州文化首都 10|場の記憶にこだわるアート 1 ゲニウスロキ 2 アートを生み出す廃墟 3 廃墟の活用事例(廃工場など) 4 廃墟の活用事例(廃校) 5 ジェントリフィケーション 第3部 創造都市政策と文化による地域再生 11|文化による地域再生の時代(1)――1990年代まで 1 グラスゴー、エムシャーパーク 2 ビルバオ、バルセロナ 3 ナント、サンタフェ 4 たざわこ芸術村、利賀村、瀬戸内海の島々 12|文化による地域再生の時代(2)――2000年代以降 1 金沢、横浜 2 ソウル、上海、シンガポール 3 ダブリン、トロント、カナダ創造都市ネットワーク 4 創造農村(神山町、鳥の劇場) 13|創造経済、創造産業 1 創造経済と創造産業 2 日本のコンテンツ産業 3 フロリダの創造階級論 4 創造性とは何か 14|世界に広がる創造都市政策 1 人材クラスター論 2 創造都市論 3 文化のグローバリズムと文化多様性 4 日本政府の取り組み 15|創造都市形成へ向けた政策 1 創造都市政策の着手に向けて 2 アートセンター成功の鍵 3 なぜアートなのか 4 行政のイノベーション 参考文献 索引 あとがき |
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