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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻10738号 2014年2月24日

『惜櫟荘だより』

著:佐伯泰英
発行:岩波書店
定価:(本体1,500円+税)
219p・20cm
978-4-00-025846-3

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岩波茂雄が静養目的で建てた熱海・惜櫟荘。譲り受けた著者が修復保存を成し遂げるまでをつぶさに綴る。
熱海に仕事場を構える著者は、縁あって惜櫟荘を譲り受け、後世に残すため完全修復を志す。一九四一年、岩波茂雄が静養のために建てたこの別荘は、江戸の粋を知る建築家・吉田五十八の感性と、信州人・岩波の海への憧憬から生まれた「名建築」だった。設計図もない中、パズルを解くような解体・修復工事が始まり、やがて、「五十八マジック」ともいうべき独創的な仕掛けが、次つぎ明らかに―。「名建築」はいかにして蘇ったのか?秘められた趣向とは?若き日のスペインでの思い出や、惜檪荘が結ぶ縁で出会った人々など、興味深いエピソードも交え、修復完成までをつぶさに綴る。好評の『図書』連載に加筆、写真も加えた、著者初のエッセイ集。
[目次]
文豪お手植えの;
仕事場探し;
鮑と文庫;
ティオ・玲二;
五十八の原図;
惜櫟荘解体;
作家と教師;
逗子のライオン;
四寸の秘密;
詩人と彫刻家〔ほか〕



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